エルフトークン(ELF)とは?IEOの概要と今後の価格予想を解説
エルフトークン(ELF)とは、「THE LAND〜エルフの森〜」内で活用されるゲームトークンです。
国内取引所でIEOが実施されており、エルフトークン(ELF)はSNS上でも話題を集めました。
トークンの話題にあやかって、これから投資を検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エルフトークン(ELF)の特徴や将来性、IEOの情報について解説します。
- エルフトークンは「THE LAND 〜エルフの森〜」の独自トークン
- ゲーム上でのNFT売買やステーキングなど、マルチな使い道がある
- HashPaletteが提供するパレットチェーンを基盤に発行されている
- トークンエコシステムの維持に期待できるトークノミクスを用意している
- 2024年3月よりbitFlyerでエルフトークンの上場が開始した
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ビットフライヤー、エルフトークン(ELF)取り扱い開始
エルフトークンはビットフライヤーにてIEOが実施されており、2024年3月27日から上場開始される予定でした。
しかし、取引開始直前で取り扱いの延期が決定していました。
取り扱いの延期理由
3月27日11:30より板寄せが開始したが、IOS端末から注文できない事象が発生した
なお、板寄せの段階では募集価格を大きく下回る3円台での注文が集まっていた状況です。
しかし、翌日の2024年3月29日にはbitFlyerでの取り扱いが開始されており、現在は現物での取引ができるようになっています。
エルフトークン(ELF)の特徴
エルフトークン(ELF)が持つ特徴は、以下の3つです。
- THE LAND〜エルフの森〜で利用される独自トークン
- 発行基盤はHashPaletteが提供するパレットチェーン
- エコシステムの成長に重点を置いたトークノミクス
THE LAND〜エルフの森〜で利用される独自トークン
トークン名 | エルフトークン |
---|---|
トークンシンボル | ELF |
ブロックチェーン基盤 | Paletteチェーン |
総発行枚数 | 1,000,000,000ELF |
現在価格 | 約11円 |
時価総額 | 不明 |
時価総額ランキング | 不明 |
取り扱いのある取引所 | bitFlyer |
発行会社 | 株式会社HashPalette |
ホワイトペーパー | エルフトークンホワイトペーパー |
エルフトークン(ELF)は、「THE LAND〜エルフの森〜」で使用可能な独自トークンです。
THE LAND〜エルフの森〜とは、まったりと農場ライフを楽しめるスマホベースのブロックチェーンゲーム。
作物を育てながら街づくりを楽しめるほか、複数人のプレイヤーとのコミュニケーションを進められます。
また生産した作物はNFT化でき、ゲーム内外で売買することでトークンを稼ぐことも可能です。
エルフトークン(ELF)は、ゲーム内外でのアイテム売買やランキング報酬などから獲得できます。
獲得したエルフトークンは、NFT売買やLAND(土地)手数料の支払いといった決済に利用可能。
さらにガバナンストークンとしての側面を持つため、エコシステムの意思決定へ参加できます。
さらにNFTマーケットプレイス「PLT Place」でステーキングを行えば、作物の生産効率を高めるだけでなく、エルフトークン(ELF)による報酬を受け取ることも可能です。
発行基盤はHashPaletteが提供するパレットチェーン
エルフトークン(ELF)の基盤となるのは、HashPaletteが提供する「パレットチェーン」です。
パレットチェーンはNFTに特化したブロックチェーンであり、NFT送受信の課題であったガス代負担をなくすことで、ユーザーに低コストでのNFT利用機会を提供しています。
クロスチェーンが採用されていることもあり、異なるチェーン同士でもシームレスにNFTを移動できます。
またパレットチェーンは、コンセンサスアルゴリズムに独自の「PoA」を採用しているのもポイントです。
特定のノードだけに限定して、ブロック生成に参加できる仕組みのこと。
PoW(Proof of Work)などと比べると処理速度が速く、低コスト化を実現している。
パレットチェーンのバリデータには、IOSTやOntology、OKCoinJapanなど大手プロジェクトや企業が参加。
コンソーシアムでありながらも分散化を促進しつつ、ブロックチェーンの強固なセキュリティを実現しています。
エコシステムの成長に重点を置いたトークノミクス
エルフトークン(ELF)のトークノミクスでは、全体の3割をゲームリワードに配分しているのが特徴です。
持続可能なゲーム提供だけでなく、ユーザーが長期的に収益化できるような仕組みとなっています。
トークン配分 | 分類 |
---|---|
31% | ゲームリワード |
16% | 運営チーム |
12% | 流動性と取引所上場 |
10% | トークンセール(IEO) |
9% | ステーキング報酬 |
9% | マーケティング |
8% | アドバイザー・パートナー |
5% | エコシステム基金 |
ゲームリワードの次点で割り当ての多い運営チームのトークンは、IEO実施後に6ヶ月間ロックアップ。
全額ロックが解除されるまでに6年6ヶ月かかるため、すぐに売りに繋がらない仕組みになっています。
またIEO・マーケティングへの割り当ては約20%と、ゲームの認知度向上とユーザー獲得にも注力しています。
流動性やステーキング報酬への割り当ても大きいため、ユーザーの利便性向上にも配慮されているといえるでしょう。
エルフトークン(ELF)のIEOの概要(現在終了)
IEO開催場所 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
---|---|
IEO受付開始 | 2024年2月9日 |
抽選・決済時期 | 2024年2月21日 |
取り扱い開始 | 2024年2月22日〜2024年3月31日の期間中 |
販売総数 | 100,000,000ELF(総発行枚数の10%) |
国内取引所bitFlyerは2024年2月9日、エルフトークン(ELF)のIEO購入申込み受付を開始しました。
仮想通貨取引所を通じて投資家にトークンを販売し、資金調達を行う形態のことです。
国内ではこれまでに、以下4例のIEOが開催されています。
- Coincheck:パレットトークン(販売総額:約10億円)
- GMOコイン:FCRコイン(販売総額:約10億3950万円)
- Coincheck:フィナンシェトークン(販売総額:約9億円)
- DMM Bitcoin・coinbook:Nippon Idol Token(販売総額:約10億円)
今回のエルフトークン(ELF)のIEOは、bitFlyerにおける初のIEO案件となります。
販売価格は1ELF=12.50円に設定されており、販売総額は12億5000万円を予定しているとのこと。
申込単位は1口500ELF(6,250円)で、最大1,500口(937.5万円)までの申込みが可能です。
エルフトークン(ELF)のIEO申込み方法
エルフトークン(ELF)のIEOには、bitFlyer公式サイトから申込めます。
申込受付期間が終了するとIEOに参加できないため、参加希望の方は2月20日までの受付が必要です。
すぐにIEOに申込みを行いたい方は、以下の4ステップで準備を進めてください。
- bitFlyerの口座開設
- bitFlyerに日本円を入金
- bitFlyer IEOにアクセス
- エルフトークン(ELF)の購入申込み
また、IEOでのトークン購入は抽選制となるので、必ずしも申込みから購入につながるとは限りません。
仮に購入が確定した場合は8%の販売手数料が必要になるため、余裕を持って資金を準備しましょう。
IEO購入申込キャンペーンが開催中(現在終了)
エルフトークン(ELF)のIEOを記念して、総額1000万円規模の豪華申込キャンペーンが開催中です。
以下の条件をこなすことで、抽選で100名に最大5万円分、1,000名に最大5,000円分のトークンが付与されます。
- bitFlyerとTHE LAND〜エルフの森〜の公式Xアカウントをフォロー
- 公式アカウントのキャンペーンポストに対し、3つのハッシュタグをつけて引用リポスト
(ハッシュタグ:#THELAND #ELF #bitFlyer) - 10万円以上の購入申込み&1口以上の当選
- THE LAND〜エルフの森〜の事前登録&申込フォームへの記載
- THE LAND〜エルフの森〜をダウンロード後、SNS連携の認証完了
(ゲームリリースから2週間以内に進める必要あり)
キャンペーン開催期間は、2024年2月9日〜2月20日の抽選結果発表日の前日までとなります。
仮に抽選に当たった場合は、2024年4月末ごろにゲームアプリを通じて特典が付与される予定です。
エルフトークン(ELF)のIEO直後からの価格推移
エルフトークンはIEOが実施され、2024年3月29日より取り扱いが開始されています。
以下は、エルフトークンが上場されてから2024年4月8日までの価格動向です。
上場開始となった2024年3月29日には大きく上昇し約14円台まで上昇しました。
上場直後は買いが集中していましたが、その後は利益確定での決済が影響してか、下降トレンドを形成します。
一時は8円台まで価格を下げていましたが、現在にかけては再び上昇傾向です。
2024年4月8日現在は11円台を推移していますが、まだ上場から間もないということもあり価格は安定していないと言えるでしょう。
今後はbitFlyer以外の取引所での上場や仮想通貨市場全体での上昇が重要になってくると考えられます。
なお、IEO時は1ELF=12.50円の販売価格であったため、現在の価格は販売価格を下回っている状態です。
エルフトークン(ELF)の今後の見通し・将来性
エルフトークン(ELF)は執筆時点で上場していないため、将来性については不確かといえます。
そのため、自身で将来性を判断した上でエルフトークン(ELF)への投資が必要です。
エルフトークン(ELF)の今後を左右する要素として、以下のポイントを押さえておきましょう。
- THE LAND〜エルフの森〜のユーザー数や人気の確保
- HashPaletteによる不定期なバイバック計画
- HashPaletteは過去にIEOを成功させている
- bitFlyerがエルフトークンの無償取得を行う
THE LAND〜エルフの森〜のユーザー数や人気の確保
THE LAND〜エルフの森〜がユーザー数・人気を確保できるかが重要ポイントといえます。
上記でもお伝えしたように、エルフトークン(ELF)は同ゲーム上でのユーティリティがメインです。
アイテム・NFTの決済やステーキングなどゲーム上での使い道が数多く用意されるため、ユーザー数を確保できればエルフトークンの需要が高まる可能性が考えられます。
THE LAND〜エルフの森〜は現状、事前登録者数を15万人以上確保しています。
中にはブロックチェーンゲームに初めて触れるという方もいる可能性があるため、いかに従来のゲームユーザーをWeb3に引き込めるかもトークン価格に影響してくる要素になるでしょう。
HashPaletteによる不定期なバイバック計画
不定期なバイバックの実施により、エルフトークン(ELF)は長期的なエコシステム実現を目指しています。
バイバックとは、トークンの発行元が市場に流通しているトークンを買い戻すことです。
バイバックが行われることで市場での流通枚数を減らし、1トークンあたりの価値を高められます。
HashPaletteはTHE LAND〜エルフの森〜から得た収益のうち、一部をバイバックに利用する予定です。
トークン下落のタイミングでHashPaletteの売買介入があれば、トークン価値の安定にも期待できるでしょう。
HashPaletteは過去にIEOを成功させている
HashPaletteは過去に、自社トークンのIEOを成功させた実績があるのもポイントです。
同社が発行している「パレットトークン(PLT)」は、2023年7月にCoincheckでIEOが実施されました。
国内初のIEOとなったこともあり、IEO申込倍率は24倍以上に上昇。
さらに申込口座数は63,000口座を越え、約224億円の申込金額が集まりました。
IEO後にCoincheckへ上場した際は、販売価格4.05円から一気に40円台と10倍近くまで急騰しています。
現在は7.6円と5分の1程度まで下落しましたが、それでもIEO時の販売価格を割っていません。
成功例があるHashPaletteのIEOであるため、エルフトークン(ELF)にも投資家の注目が集まっています。
パレットトークンと同様、エルフトークン(ELF)も大きく価格を急騰させる可能性が考えられるでしょう。
bitFlyerがエルフトークンの無償取得を行う
IEO実施の対価として、bitFlyerがエルフトークン(ELF)を無償で受け取る点が懸念材料のひとつです。
bitFlyerが2月9日に公開した「エルフトークン購入申込案内」では、以下のように明記されています。
当社は、IEO に伴う役務提供の対価として、エルフトークン(ELF Token)を無償で取得します。当社は、ユーザーがエルフトークン(ELF Token)を取得する時期と同一の時期において、エルフトークン(ELF Token)の販売価格と同一の価格で、株式会社 bitFlyer Blockchain(bitFlyer の兄弟会社)へ、保有するエルフトークン(ELF Token)を譲渡する可能性があります。当社及び株式会社 bitFlyer Blockchain は、当社の運営する取引所でエルフトークン(ELF Token)の取引が開始された後に、保有するエルフトークン(ELF Token)を取引所において裁量的に売却する可能性があります。
引用:bitFlyer
なお当社内の自己勘定取引部門は、エルフトークン(ELF Token)の取引が取引所で開始された直後にはエルフトークン(ELF Token)を売買することを予定しておりませんが、将来においてエルフトークン(ELF Token)を売買する注文を取引所へ発注する可能性があります。当該注文の動機としては、ユーザーの約定機会の確保を目的とした取引所への流動性供給、その結果として抱えた在庫の処理、及び大口ユーザーとの間での取引所外におけるエルフトークン(ELF Token)の相対取引に伴う在庫の調達又は処理などが考えられます。
上記の内容を簡単に要約すると、以下のとおりです。
- エルフトークン(ELF)は取得時期と同時期に、兄弟会社に譲渡する可能性がある
- トークンの取引が開始された後、取引所にてトークンを売却する可能性がある
- 売却のタイミングや数量は、市場状況などを考慮して決定される
エルフトークン(ELF)の無償取得は、あくまでも市場形成・流動性確保のためとのことです。
上場タイミングでの売却がないとはあるものの、将来的にトークンの大きな売り圧として影響する可能性も。
どのタイミングでトークンを売ってくるかは、今後念頭に入れて注意しておく必要があるでしょう。
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エルフトークン(ELF)でよくある質問
最後に、エルフトークン(ELF)でよくある質問について回答します。
- エルフトークン(ELF)はbitFlyer以外でも取り扱いされますか?
-
2024年3月執筆現在、bitFlyer以外での取り扱いは予定されていません。
今後のbitFlyerでのIEOが成功すれば、対応する国内取引所が増える可能性が考えられます。
- エルフトークン(ELF)に投資する際の注意点はありますか?
-
エルフトークン(ELF)の上場直後、大きく価格変動するリスクがある点に注意しましょう。
場合によってはトークン上場後、すぐに販売価格を割れてしまうリスクも考えられます。
つまり、投資した資金が目減りする可能性もゼロではないということです。
売却タイミングに注意することはもちろんのこと、投資の際は余剰資金を使って進めてください。
- エルフトークン(ELF)はどんなウォレットで管理できますか?
-
パレットチェーン対応のウォレットはまだ少ないですが、おすすめなのはHashPaletteが提供している「PLTウォレット」です。
HashPaletteが提供するゲームへのアクセスがスムーズなほか、トークンのステーキングにも対応。
今後のアップデートによっては、PLTウォレット上でもエルフトークン(ELF)のステーキングが可能になるかもしれません。
PC版には対応していないため、iOS・AndroidのスマホアプリでPLTウォレットを利用してください。
- エルフトークン(ELF)の最新情報はどこで入手できますか?
-
エルフトークン(ELF)の最新情報は、以下のサイトから入手してください。
最新情報の入手に活用したいサイト「エルフトークン(ELF)について基礎から理解したい」という方は、THE LAND〜エルフの森〜の公式ホワイトペーパーに一度目を通しておくことをおすすめします。
エルフトークン(ELF)まとめ
あらためて、エルフトークン(ELF)や今後の将来性についてまとめます。
- エルフトークン(ELF)は今後、IEO後にbitFlyerで上場した
- 今後リリース予定のゲーム人気が、トークン価格に影響する可能性がある
- 不定期のバイバック実施により、トークン価格の維持を目指している
- HashPaletteはIEO成功実績があるため、将来的な価格高騰が期待されている
エルフトークン(ELF)は国内初のゲームトークンのIEOとして注目されているため、ゲームファンだけでなく投資家からも一目置かれているトークンといえるでしょう。
上場後にどの程度高騰するかは未知数ですが、大きくリターンを得られるチャンスがあるはずです。
エルフトークン(ELF)の投資を検討している方は、ぜひbitFlyerでのIEO参加を検討してみてください。
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