仮想通貨OMG(OmiseGo)とは?特徴と今後の予想・見通しを徹底解説

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2021年4月7日に仮想通貨OMGが国内暗号資産取引所コインチェックに上場した、日本では比較的新しい仮想通貨です。

上場直後約30%もの価格上昇を記録し、Twitterでもコインチェックがトレンド入りするなど話題になりました。

また、2021年11月4日には国内暗号資産取引所であるコインチェックが、OMGの保有者に対して実施される「BOBA トークン」のエアドロップに対応する旨を発表し話題となっていました。

下記画像は、2024年現在のOMGの価格動向です。

OMG価格動向
引用: Tradingviewの提供チャート

画像から分かるとおり、OMGの価格は2021年10月に入り急上昇しました。

その後価格は大きな下落を経験し、2024年7月現在は¥48で取引されています。

この記事では、そんな仮想通貨OMGの特徴や今後の見通しについてわかりやすく解説していきます。

この記事の要点
  • 仮想通貨OMGは『OMG Network』のネイティブトークン
  • 『OMG Network』は高速かつ低コストな金融サービスを提供の実現を目標としている
  • コインチェックに上場直後約30%もの価格上昇を記録
  • 今後は大企業との連携がどれほど進むかで価格に影響する可能性が高い
  • 「コインチェック」、「GMOコイン」が2023年にOMGの取り扱いを停止

OMGは、コインチェックやGMOコインで扱っていましたが、2023年6月に上場廃止が決定しました。

OMGは、BOBA Network(BOBA)へとサービス移行していたため、事実上開発が停止していたことが要因です。

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目次

コインチェックとGMOコインでOMGの上場が廃止

OMGは、これまでコインチェックとGMOコインで扱っていましたが、2023年6月に上場廃止しています。

2021年にBOBAトークンへの移行を行っていたOMGは、現在に至るまで事実上の開発停止となっていました。

「OMG Network」におけるプロジェクトの継続性等を判断した結果、国内取引所2社での取り扱い停止が決まったとされています。

コインチェックのスケジュール
  • 販売所における取扱い停止
    2023年7月20日14:00
  • 取引所における取扱い停止
    2023年7月24日14:00
  • 外部への送金停止
    2023年7月25日14:00
  • 外部からの受取停止
    2023年6月21日 14:00
  • Coincheckつみたてにおける新規積立申し込みおよび積立(買付)停止
    2023年6月21日14:00
  • Coincheck貸暗号資産サービスにおける新規貸付申請および貸付停止
    2023年7月20日14:00
  • Coincheck NFT(β版)における利用停止(※1)
    2023年6月21日16:00
GMOコインのスケジュール
  • 2023年7月10日(月)
    「つみたて暗号資産」毎月プランのオーエムジー(OMG)の最終積立日
  • 2023年7月22日(土)
    「暗号資産FX」のオーエムジー(OMG/JPY)の新規注文の受付終了
    オーエムジー(OMG)の預入の受付終了
  • 2023年7月28日(金)
    「つみたて暗号資産」毎日プランのオーエムジー(OMG)の最終積立日
  • 2023年7月29日(土)定期メンテナンス以降
    「販売所」のオーエムジー(OMG)のサービス終了
    「取引所(現物取引)」のオーエムジー(OMG)のサービス終了
    「暗号資産FX」のオーエムジー(OMG/JPY)のサービス終了
    「貸暗号資産ベーシック」のオーエムジー(OMG)のサービス終了

仮想通貨OMGとは?

OMG 公式サイト
通貨名OMG(オーエムジー)
ティッカーシンボル・単位OMG
現在の価格(2024年7月)¥48.57
時価総額(2024年7月)¥7,283,360,624
時価総額ランキング(2024年7月)585位
公式サイトOMG公式サイト
2024年7月17日時点

仮想通貨OMGとは、香港の仮想通貨投資会社のGBVが買収した『OMG Network』のネイティブトークンであり、ERC-20規格で発行されています。

2017年に『OmiseGo』として開発が始まると、ICOにより2,500万ドルを調達したことで注目を浴び、2020年に現在の『OMG Network』へとリブランドしました。

また、2021年にはBOBA Network(BOBA)へとサービス移行しており、OMGの開発は事実上終了していました。

OMGは、コインチェックやGMOコインで扱っていましたが、2023年6月に上場廃止しています。

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OMG Networkの特徴

ここでは、OMG Networkの特徴をいくつか見ていきます。

ネットワークとしての特徴から親会社の信頼性まで言及していますので参考にしてみてください。

More Viable Plasmaに基づいている

OMG Networkの基盤となっているイーサリアムは、ブロックサイズの上限が原因で取引の処理遅延や手数料が高騰するスケーラビリティ問題を抱えていました。

イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために『More Viable Plasma』と呼ばれるセカンドレイヤー技術の設計を基にしてネットワークを構築しました。

処理能力に関しては、1秒間に何取引を処理できるかというTPS(Transaction Per Second)という指標が使われますが、イーサリアムは最大でも10-15TPSという処理能力でした。
(現在はスケーラビリティ問題を解決するためにイーサリアム2.0というプロジェクトが進行中です)

しかし、OMGのブログによると、More Visible Plasmaを搭載したOMG Networkでは約4,000TPSにもなっており、手数料を下げることにも成功したと言われています。

最終的にPOSに移行される

現在のOMGネットワークの子チェーンは、POS(プルーフオブステーク)を簡素化したPoA(プルーフオブオーソリティ)によって保護されています。

近いうちに、POSモデルに移動される予定で、ステーキングが可能になり、トランザクション検証により報酬を得ることができるようになり、ネットワークの保護に繋がるとされています。

仮想通貨の投資会社GBVが買収

2020年12月にOMG Networkは香港の仮想通貨企業Genesis Blockの子会社であるGenesis Block Ventures(GBV)に買収されました。
(参考:SYNQA subsidiary OMG Network joins Genesis Block Ventures(GBV)

GBVはブロックチェーンを通して未来を構築することをミッションとする民間投資会社になります。

近年注目を浴びているDeFiプロジェクトも複数展開しており、DeFi関連の会社との結びつきも強いとされています。

事実上開発が終了している

OMGは2021年よりBOBA Network(BOBA)へとサービス移行していました。

それまでOMGを扱っていたコインチェックでは、OMG保有者にBOBAのエアドロップをするなどの対応をしています。

OMGはBOBAへの移行をきっかけに事実上の開発終了となり、目立ったアップデートなどはこれまでに行っていません。

取り扱いのあったコインチェックやGMOコインでも、2023年6月に上場廃止しています。

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仮想通貨OMGのこれまでの価格推移

ここでは、OMGコインの価格動向について解説していきたいと思います。

OMGコインは2024年7月現在まで、何度も急激な価格上昇を見せていますので、それぞれみていきたいと思います。

2018年初頭

OMGチャート 2018年

OMGコインは、2017円7月に約68円で初めて上場しました。

その後、上場して約2ヶ月後の2017年9月には、約1200円までの上昇を見せました。

やがて、2017年11月には約550円まで下がりましたが、2018年1月には急激な価格上昇を見せ、約2750円まで到達しました。

2020年8月

OMGチャート 2020年

上のチャートは、OMGコインの2020年5月から2021年4月7日までの値動きを表しています。

2020年5月からは約160〜180円代を推移し、その価格は比較的安定していました。

しかし、2020年8月に急激な価格上昇をみせ、一時約830円近くまで到達しました。

その後価格は下がっていき、比較的激しい価格変動を見せてはいたものの、再び急な価格上昇を見せることはありませんでした。

2021年4月

2021年4月7日、大手国内仮想通貨取引所であるコインチェックに上場したことで価格が一気に上昇しました。

OMGチャート2021年

上の画像は2021年3月から4月7日までの値動きを踏まえたチャートになりますが、4月7日のコインチェック上場に伴って急激に値上がりしているということがわかります。

2021年5月

OMGチャート
引用:TradingView

5月7日、再度さらに高騰し、現物価格は1400円を超えました。

しかし、その後、5月下旬にかけて大きく価格下落が進むことになります。

1ヶ月の間に1400円から300円近くまでの価格下落が発生しており、仮想通貨市場のボラティリティの高さが伺えます。

2021年6月

仮想通貨OMG 6月チャート
引用:TradingView

6月も同様に価格の下落が続き、一時期では300円ほどの価格になる場面もありました。

7月も同じような相場となり、OMGホルダーにとっては厳しい時期が続いてたと言えます。

2021年10月

OMGチャート

8月から9月にかけて徐々に価格が回復していきました。

9月上旬に一度価格の上昇を見せ、約1,050円ほどにまで到達しました。

しかしその後、一度大きく値を下げた後は価格は比較的激しく変動していました。

そして、2021年10月3日には価格が急上昇し約1,900円以上にまで到達しました

これは2018年に到達した2,800円には届きませんが、2019年以降最高の価格となっています。

他の仮想通貨価格上昇と共に、BOBA(ボバ)トークンという仮想通貨が OMG保有者にエア・ドロップされると発表されたことが背景にあります。

2024年7月現在

OMG価格動向

その後は、ステーブルコインUSTのディペッグ騒動や大手仮想通貨取引所FTXの破綻などもあり、2024年7月現在は約¥48で取引されています。

また、2021年よりBOBAへの移行をしたことでOMG単体では売りの力が加速している状況とも言えます。

これまで取り扱いのあったコインチェックやGMOコインでも上場廃止が発表され、今後は価値を落としていくと考えていいでしょう。

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仮想通貨OMGの今後の予想・見通し

OMGの今後を予想する上で、いくつか焦点になるポイントがあります。

今後の値動きのポイント
  • 大企業との提携
  • 金融機関からの出資
  • DeFiやレンディングへの参加
  • 本格的なサービス終了の可能性も

大企業との連携

OMG Networkは、様々な企業と連携し導入が進めれられている最中です。

例えば、2017年にタイのマクドナルドのオンライン決済で導入されたり、2019年にバーガーキングで決済システムが導入されたりと行った実績があります。

実店舗を持つ企業以外にも、ステーブルコインの中で最大の時価総額を誇るTetherとも提携し、TetherがOMG Networkを採用するとしました。

OMG NetworkでTetherが稼働することで、さらなる手数料の軽減やトランザクションの高速化につながると見られています。

今後、さらにこのような大企業と提携をするといったニュースが出ると、価格に影響してくると予想されます。

金融機関からの出資

OMG Networkの大元であるOmiseは、様々な大手金融機関からの出資を受けています。

日本を代表する大手金融機関、SMBCやSBIも出資元です。

大手企業からの出資を受けるという事は、実用化に向けた期待値の高いプロジェクトであると言えるでしょう。

Defiやレンディングへの参加

また、DeFiなどのトレンドとなっている分野への進出もポイントとなります。

最近では、NFTが非常に話題となっていますが、それに関連してNFTの関連銘柄も大きく高騰しました。

このような形で、NFTに限らずDeFiやレンディングなどの仮想通貨領域でトレンドとなっている分野でサービスを打ち出すことで大きく価格が高騰する可能性があります。

本格的なサービス終了の可能性も

OMGは事実上のサービス終了もあり、コインチェックやGMOコインでの上場廃止が決まっています。

今後取引をするには海外取引所を経由する必要がありますが、懸念の方が多いです。

これまでのOMG開発は全てBOBAに移行しているということもあり、OMGは事実上のサービス終了となる可能性もあります。

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暗号資産取引に人気の取引所

OMGは2023年6月に国内取引所での取り扱い停止が発表されました。

事実上開発が終了しているという事で、今後のOMG取引はあまりおすすめできるものではありません。

そこで、OMGのようなアルトコインを取引するのに最適な3つの取引所を紹介します。

DMM Bitcoin

dmmビットコイン
名称DMM Bitcoin
ホームページDMM Bitcoinの公式サイト
取り扱い銘柄数現物取引:28種類
レバレッジ取引:34種類
取引手数料入金:無料※
出金:無料
最低取引量0.0001BTC(現物)
※銀行振込手数料はユーザー負担

DMM Bitcoinは現物取引とレバレッジ取引に対応しています。

レバレッジ取引の取り扱い銘柄数は34種類と国内最多クラスで「BitMatch注文」にも対応しているのでスプレッドを気にせずに取引することができます。

「BitMatch注文」とはDMM Bitcoinが提示する買値と売値の仲値で注文することができる機能です。

これにより、取引所の取扱いがないDMM Bitcoinでも取引所のようなスプレッドを抑えた取引を実現させています。

コインチェック

コインチェックの公式サイト-1
名称CoinCheck(コインチェック)
ホームページCoinCheck(コインチェック)の公式サイト
取り扱い銘柄数30銘柄
取引手数料無料
最低取引量500円

コインチェックは取扱通貨が豊富な取引所です。

コインチェックでは、30種類もの暗号資産を取り扱っています。
※OMGは上場廃止が決定

コインチェックでしか入手できない銘柄も多いため、マイナーな銘柄の取引考えている方はコインチェックをチェックしておくのが良いでしょう。

仮想通貨取引所おすすめランキングでも1位として紹介されており、サイトやアプリのデザイン性にも定評がある人気の国内取引所になります。

実際に取り扱っている通貨やメリットについて詳しく知りたいという方は公式サイト、またはコインチェックの評判・口コミをご覧ください。

国内最大級の暗号資産取引所/

仮想通貨OMGの今後の予想・見通しまとめ

4月にコインチェックに上場され、注目を集める仮想通貨OMGは、今後の伸びしろに期待がかかってた通貨でした。

特に、親会社が優良企業から出資を受けていることで、今後の大企業との提携やトレンドであるDeFi分野への進出に注目が集まっていました。

しかし、BOBAトークンへの移行をしたことがきっかけで、開発が終了し価格を大きく落としている状況です。

これまで取り扱いのあったコインチェックやGMOコインでの上場も廃止となっています。

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DMM Bitcoinでは、レバレッジ取引を含む38種類もの通貨を取引できます。

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監修者

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