OpenSea(オープンシー)とは?始め方・使い方とガス代・NFTの出品方法を解説

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OpenSeaは、NFTマーケットプレイスの最大手です。

NFTの売買を行う際にこのOpenSeaを使っている方は非常に多く、今注目を集めているプラットフォームとなっています。 

2021年8月には流通総額が約3650億円を達成し、前月比で10倍超の伸びを見せるなど今人気上昇中のマーケットプレイスです。

そこで本記事では、そんな話題のOpenSeaについて詳しく解説していきます。

OpenSeaの特徴や始め方などについてもご紹介するので、OpenSeaに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の概要
  • 急速に成長しており、今後も更なる拡大が期待されされている
  • OpenSeaとは最大手のNFTマーケットプレイスであり、NFTの作成、出品、購入が可能。
  • OpenSea登録のためにはMetaMaskの入手、イーサリアムの購入が必要。
  • OpenSeaを利用するためのETHはGMOコインから入手できる

OpenSeaを利用するには、MetaMaskの登録とイーサリアムの準備が必要になります。

イーサリアムを入手するなら、国内最大手の取引所で高いセキュリティ水準を誇る「GMOコイン」での入手が最適です。

興味がある方は、GMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。

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Opeanseaについてサクッと動画で学びたいという方はビッコレTVでわかりやすく解説されていますので、ぜひご覧ください。

目次

OpenSea(オープンシー)とは

まずは、OpenSeaの基本情報を解説します。

OpenSea(オープンシー)とは
引用:OpenSeaの公式サイト

世界最大手のNFTマーケットプレイス

OpenSeaは、世界最大手のNFTマーケットプレイスです。

「NFT」はNon Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称で、「非代替性トークン」とも呼ばれており、暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引されています。

有名アーティストのレアな作品やゲームアイテムなど、代替不可能な唯一無二の価値を持っていることを証明できます。

NFTはブロックチェーン上のデータなので、売買もブロックチェーンに対応した仮想通貨で行われます。

OpenSeaでは、「イーサリアム」が主要な対象仮想通貨です。

2022年4月には、大手NFTアグリゲータープラットフォームである「GEM」の買収も発表されました。(参考:OpenSea、NFTプラットフォーム「Gem」を買収)

買収後も独自のブランドとして運営していくとされており、OpenSeaがさらにNFT業界でのシェアの拡大をすると期待されています。

有名人の作品を購入できる

OpenSeaでは、有名人の作品を購入することができます。

有名人の作品はオークション形式で出品されることが多く、OpenSeaに登録さえすれば誰でも参加可能です。

OpenSeaで売買されたことのある有名人の作品は以下のとおりです。

日本人の作品
  • 村上隆(現代アーティスト)
  • せきぐちあいみ(VRアーティスト)
  • UVERWorld Takuya∞(ボーカリスト)
海外の作品
  • Beeple(デジタルアーティスト)
  • CryptoPunks(NFTアートシリーズ)

VRアーティストのせきぐちあいみ氏の「Alternate dimension 幻想絢爛」という作品は、OpenSeaで約1300万円という高額で落札され、大きな話題を呼びました。

また、今話題沸騰中のNFTアートも売買することができますので、NFTアートを購入してみたいという方にもおすすめのマーケットプレイスとなっています。

OpenSeaでNFTを売買するにはイーサリアムが必要です。

国内仮想通貨取引所であるGMOコインではイーサリアムを初心者でも簡単なステップで取引できます。

興味がある方は、GMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。

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OpenSeaの特徴

ここからは、OpenSeaの特徴について解説していきます。

一つずつ確認していきましょう。

NFTを無料で簡単に作れる

OpenSeaでは、パソコンさえ持っていればNFTを誰でも簡単に作れます。

しかも作成費は無料なので、初心者でも気軽に挑戦することができます。

他のプラットフォームでは費用がかかるところもありますので、無料でNFTを作成することができるという点は大きなメリットであると言えるでしょう。

色々なブロックチェーンに対応している

OpenSeaは、色々なブロックチェーンに対応しているところもメリットの一つです。

イーサリアムだけでなく、Matic、Klaytn(クレイトン)、Tezos(テゾス)などのブロックチェーンにも対応しています。

色々なブロックチェーンに対応していることで、扱えるNFTの種類や数量も増えるので、OpenSeaならではの魅力だと言えるでしょう。

OpenSeaが対応するブロックチェーンは今後も増えていくと予想され、さらにマーケットが大きく広がるのではと期待されています。

2022年3月には、Solana(ソラナ)ベースのNFTに対応する事も決まって大きな話題となりました。

OpenSeaで対応しているブロックチェーンの中では、イーサリアムに次ぐ2位のNFT売上高であるSolanaは、今後OpenSeaでの中心になるのではないかという期待も生まれています。

売買プロトコルSeaport移行予定

OpenSeaは、従来の方式とは異なる売買プロトコルSeaportへの移行を計画しています。

Seaportの概要は以下の通りです。

・従来よりガス代が35%抑えられる
・1つのNFTアートにオファーができる
・取引確認時の署名を簡素なものにする
・新規ユーザーの口座開設費用をなくす

上記の取り組みにより、全体で約622億円相当のガス代節約になるとされています。

ユーザーが様々な方法でNFTの購入ができるようになり、中には投げ銭機能なども搭載される見通しです。

ロイヤリティや販売方式を設定できる

OpenSeaでは、「ロイヤリティ」や「販売方式」を設定することができます。

ロイヤリティ:二次販売された際にNFT作成者に支払われる報酬の割合のこと

ロイヤリティを設定することによって、作品が転売されたときも一定の割合を報酬として受け取れるようになります。

また、NFTの販売方式は、「Set Price(固定価格)」と「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」の3種類から設定することができます。

自身の取引スタイルに合わせて選択できるため、ユーザーにとって非常に使いやすいのではないでしょうか。

日本語にも対応している

OpenSeaの公式サイトは、基本的に英語ではありますが、部分的に日本語化が進んでいます。

主な操作は日本語に対応しているので、あまり不便を感じることはないでしょう。

GMOコインではOpenSeaでNFTを売買するのに必要なイーサリアムを3ステップで購入できます。

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OpenSeaの始め方(PC版)

ここでは、OpenSeaの始め方(PC版)について解説していきます。

始めるまでの流れは以下のとおりです。

OpenSeaの始め方
  1. 国内取引所の口座開設
  2. イーサリアムを購入
  3. MetaMaskを準備する
  4. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  5. OpenSeaの登録

それでは各ステップごとに解説していきます。

STEP1.国内取引所の口座開設

OpenSeaではイーサリアムのプラットフォームを利用しているので、NFTの売買にはイーサリアムなどの仮想通貨が必要になります。

今回はETHを買う取引所としてGMOコインを例にして解説していきます。

まずはGMOコインの公式サイトにアクセスしましょう。

STEP1.国内取引所の口座開設

メールアドレスを入力後に登録作業を進めていきます。

アカウント作成方法は、GMOコインの評判記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

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STEP2.イーサリアムを入手

アカウント作成が完了したら、イーサリアムを入手しましょう。

GMOコインの会員ページにて、メニューにあるページから「ETH」を選択しましょう。

購入する数量や交換する通貨を設定し、問題なければ「購入する」をクリックしてください。

STEP3.MetaMaskを準備する

次に、「MetaMask」を準備しておきましょう。

イーサリアムをOpenSeaで使用するためには、ウォレットと呼ばれるMetaMaskに送金しておく必要があります。

Chromeウェブストアに行き、画面右にある「Chromeに追加」をクリックしてダウンロードしましょう。

するとMetaMaskのセットアップ画面に移行するので、「ウォレットの作成」をクリックしてください。

続いてパスワードの設定画面に移行します。

ここで登録したパスワードや、割り当てられる「秘密のバックアップフレーズ」は、MetaMask内の仮想通貨を管理する上で非常に大切です。

忘れないようにしっかり管理しておきましょう。

これでMetaMaskの登録は完了です。

STEP3.イーサリアムをMetaMaskへ送金

続いて、すでにGMOコインで購入したイーサリアムをMetaMaskへ送金しましょう。

GMOコインの会員ページメニューにある「送金」を選びます。

GMOコインの送金画面の「宛先」の部分にMetaMaskのアカウントを貼り付け、送金を完了させてください。

STEP4.OpenSeaの登録

次にOpenSeaの公式サイトにアクセスし、「作成」のボタンをクリックしてOpenSeaのアカウントを作成します。

OpenSeaのアカウントが作成できたら、続いて「My Account Settings」を選択します。

MetaMaskとの接続画面が現れるので、「Sign In」をクリックしてMetaMaskアカウントと接続してください。

「署名の要求」の画面へと移行したら、そのまま画面下の「署名」をクリックしてください。

するとユーザー名とメールアドレスの登録画面に移行するので、「Username」にユーザー名を、「Email Address」にメールアドレスを入力してください。

登録したアドレス宛にメールが届くので、メール内に記載されている「VERIFY MY EMAIL」をクリックして認証を完了させましょう。

このようにOpenSeaとMetaMaskの紐づけができれば、登録完了です。

OpenSeaを利用してみたいという方は、ぜひ国内大手の仮想通貨取引所であるGMOコインの公式サイトにアクセスしてみてください。

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OpenSeaの始め方(スマホ版)

次は、OpenSeaをスマホで始める方法について紹介していきます。

OpenSeaをスマホから活用してみたい方は、ぜひ下記の手順を参考にしてみてください。

STEP1.国内取引所のアカウントを開設

まずは、送金用の仮想通貨を購入するために、国内取引所のアカウントを作ります。

ここでも、GMOコインを例にして解説を行います。

GMOコインのスマホアプリはシンプルな画面で、初心者の方でも簡単に使いこなせると人気です。

口座開設もスマホからできるので、興味がある方はGMOコインの公式サイトをご確認ください。

口座開設の方法はPC版と同じ流れです。

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STEP2.イーサリアムの購入

国内取引所のアカウントが作成できたら、送金用のイーサリアムを購入します。

欲しいイーサリアムの数量を入力して購入しましょう。

STEP.3MetaMaskを準備する

国内取引所でイーサリアムの入手が完了できたら、次にMetaMaskを用意しましょう。

MetaMaskは、イーサリアムをOpenSeaで活用する際に便利なウォレットです。

スマホアプリも提供されているので、お使いのスマホから一括の操作が可能となっています。

MetaMask

iPhoneであればAPP Store、AndroidであればPlayストアより「MetaMask」と入力して、MetaMaskのアプリをダウンロードしましょう。

最初に表示された同意項目に同意して、その後表示された画面から「ウォレットの作成」をタップします。

続いて、パスワードの設定に移ります。

パスワード設定

パスワードと秘密のバックアップフレーズは、MetaMask内の仮想通貨を保管するうえで重要な情報となります。

設定後は忘れないように記録しておきましょう。

以上でMetaMaskの登録は完了となります。

STEP3.イーサリアムをMetaMaskへ送金

MetaMaskの登録が完了したら、続いて国内取引所から入手したイーサリアムをMetaMaskへ送金します。

アプリのウォレット→イーサリアムの順にタップをしましょう。

イーサリアムの送金画面に宛先の項目があるので、ここにMetaMaskのアカウントを貼り付けて送金します。

STEP4.OpenSeaの登録

最後にOpenSeaの登録を行います。

スマホからOpenSea公式サイトにアクセスしましょう。

OpenSea

画面中央の作成をタップ(英語表記の場合はCreateをタップ)します。

MetaMaskを選択する

メニュー画面から、MetaMaskをタップしましょう。

「このサイトを接続しますか」という項目で、自身のMetaMaskのアカウントが表示されます。

確認後に「接続」をタップしましょう。

メッセージに署名

次の画面で、「このメッセージに署名しますか」と表示されるので、右下の「署名」をタップします。

続いて、OpenSeaの画面に戻り、「Account」→「Profile」の順にタップしましょう。

プロフィール登録

画面中央の右にあるSettingをタップして、プロフィールの入力をします。

入力が完了したら画面下の「Save」をタップしましょう。

その後、登録したアドレス宛にメールが届くので、「VERIFY MY EMAIL」をタップすれば認証完了です。

以上で、OpenSeaの登録とMetaMaskとの接続は完了となります。

OpenSeaでの購入方法

OpenSeaの登録が完了したら、次は実際に作品を購入してみましょう。

OpenSeaでの購入方法
  1. 作品を検索
  2. 購入したい作品を決済する

作品を検索

OpenSeaの公式サイトに行き、検索バーから作品を検索します。

OpenSeaではランキングから作品を検索することも可能です。

またブロックチェーン、価格、カテゴリーなどでフィルタリングしてNFTを探すこともできます。

気になる作品が見つかったらクリックしましょう。

作品をクリックすると、作品の詳細ページへと飛びます。

詳細ページにはイーサリアムベースでの価格が表示されているので、事前によく確認しておきましょう。

作品の購入(Buy Now)

購入する作品が決まったら「Buy now」をクリックして、決済を完了させましょう。

Buy nowでの購入では、提示された価格で既存のNFTが購入できます。

以上で購入は完了です。

作品の購入(Make Offer)

前述したBuy nowだけではなく、オークション形式で購入する方法もあります。

まずは、欲しい商品の購入ページに進み「Make Offer」をクリックしましょう。

Make Offer

続いて、オファーしたい額の入力を行います。

Price per itemという項目で、オファーしたいETHの価格分を入力しましょう。

オークション形式で購入する際は、WETHという通貨が必要です。(手数料やガス代はETHで支払う)

ウォレット内にWETHを必要分保有していれば、下の「Convert ETH」をクリックした時点でオファー完了となります。

WETHを保有していない方は、「Convert ETH」をクリックして、ETHをWETHに変換しましょう。

WETHへの変換

Uniswapの画面が起動するので、中央のスワップという項目から、ETHを選択しておきます。

交換するETHの量を確認して、下の「ウォレットに接続」をクリックしましょう。

MetaMaskを選択

接続後に、再びUniswapの画面に戻るので、交換するETH量が正しければ「ラップ」をクリックしましょう。

ラップをクリック

再度商品画面に移動して、画面下に「Your offer was submitted successfully!」と表示されていればオファー完了となります。

OpenSeaでの出品・販売方法

続いて、OpenSeaでの出品・販売方法をご紹介します。

OpenSeaでの出品・販売方法
  1. NFTを作成する
  2. 出品・販売するNFTを選択する
  3. NFTの出品条件を設定

STEP1.NFTを作成する

OpenSeaで自身のアートを出品・販売するには、まずはNFTを作成する必要があります。

OpenSeaのトップページに行き、「作成」ボタンをクリックしてください。

すると「Create new item」というページが表示されるので、作品の名前や説明文などを記入していきましょう。

全ての入力が終わったら、画面下部にある「Create」をクリックしましょう。

OpenSeaでは誰でも簡単にNFTを作成できるので、作品さえできればNFT市場への参入が可能です。

また、すでに購入したNFTを再度販売することもできます。

STEP2.出品・販売するNFTを選択する

自身が保有しているNFTの中で、販売したいものを選択しましょう。

OpenSeaにアクセスし、画面の右上にある「売る」をクリックしてください。

STEP3.NFTの出品条件を設定

販売方法には、「Set Price(固定価格)」と「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」の3種類があり、自由に選択できます。

これらを全て設定すれば、出品・販売の手続きは完了です。

OpenSeaでの稼ぎ方

OpenSeaでは、主に以下3種類の稼ぎ方が存在します。

・NFTを転売して稼ぐ
・自分のNFTアートを作ってみる
・NFTのパッシブゲインで稼ぐ

それぞれを深堀りしていきましょう。

NFTを転売して稼ぐ

最もポピュラーな稼ぎ方として、NFTを転売して稼ぐという方法があります。

NFTは、デジタル上のモノに価値が付く仕組みですが、従来の芸術作品のように時間が経てば経つほど価値が上昇する作品も出てくるでしょう。

販売当初は無名だった作品でも、制作者の知名度が上がったり、作品そのものが評価されるようになれば、NFTの価値も上昇します。

安価で買い、高額で購入したいという方が増えた時に転売する事と、購入価格と売却価格の差額で利益を出す事が可能です。

自分でNFTアートを作ってみる

自身でNFTアートを作って稼ぐという方法もあります。

アートと聞くと有名な画家や著名な人物の作品にだけ価値が付くと考えられがちですが、無名だった作品が予期せぬ高値を付ける事もあるのです。

過去の例をもとに見てみましょう。

小学3年生の描いた絵に80万円の高値が付いた例

zombie-zoo
引用:東映アニメ

小学3年生の作った自由研究が、なんと80万円もの高額で落札された事があります。

夏休みの終わりかけに、NFTアートに興味を持った8歳の少年が自身のZombie Zooという作品をNFTで販売しました。

ドット絵が描ける無料アプリをiPadへダウンロードして、マインクラフトのゾンビや図鑑を読んで知った動物や虫をピクセルアートで作成したものです。

世界的に有名なDJがその作品を購入し、Twitterのアイコンにした事がきっかけで価格はどんどん上がっていきました。

もともとは自由研究の一環として始めたNFTの販売が、大きな話題を生んで人気を博していった例です。

無名のアーティストが5200万円の絵を売った例

おにぎりまん
引用:OpenSea

イラストレーターのおにぎりまん氏は、無名のアーティストであったにも関わらず累計5200万円の絵を売りました。

かわいらしい女性のイラストを描き続け販売をした結果、知名度が上昇して多くの投資家に購入されていったのです。

2021年3月より自身が描いたNFTアートを0.1ETH(当時約3万円ほど)で販売し始め、最初の数か月は1~2作品ほどしか売れませんでした。

しかし、2021年8月頃からNFTアートの知名度上昇と共に、おにぎりまん氏の絵も大きく評価されていきます。

有名なインフルエンサーがおにぎりまん氏の絵を褒めた事で、作品を出せばすぐに売れる状態となり、元の価格の50倍以上の値が付いた絵もあります。

NFTのパッシブゲインで稼ぐ

NFTのパッシブゲインで稼ぐという方法も、近年では高い注目を集めています。

BAYCのようなNFTアートが良い例です。

BAYCとは、2021年4月よりOpenSeaで販売開始された、新人類をモチーフにしたNFTアートです。

avexの松浦社長や、歌手のジャスティンビーバー氏と言った著名人が購入しており、現在でも高い人気を誇ります。

BAYCの人気に伴い、MAYCという新たなコレクションも誕生しました。

これはBAYCの保有者へとエアドロップされており、NFTの所有者であるというだけで、追加特典のようなものが付与されるケースもあるのです。

DAOの権利が付与されているNFTでは、株式の配当金制度のような収益分配が見込めます。

NFTが売れやすくなる方法

売れるNFTには共通点があります。

続いては、実際過去に売れたNFTを例にして、NFTが売れやすくなる方法について見ていきましょう。

Twitter運営

NFTを売るには、情報発信がとても重要です。

NFTを出品したら、TwitterなどのSNSを使って情報発信を行いましょう。

引用:Twitter

先ほど紹介したおにぎりまん氏は、知名度が上がった今でも制作している絵の情報や売れた絵の情報といいった情報発信を行っています。

知名度が上がる前も積極的な情報発信をしており、その地道な行動が現在の人気を築き上げたと言えるでしょう。

また、Zombie Zooの制作者の母親は、英語で発信するためのTwitterアカウントを開設後に運営するなどして、着々と知名度を上げていったという事例もあります。

Twitterは世界中で使われているツールであり、多くの方が情報収集に使うツールでもあると言えます。

無名なところから人気になったNFTは、有名人やインフルエンサーの目に留まってから人気が増す傾向にあるため、誰でも自由に情報が得られるTwitterを使って情報を発信し続ける事は、とても重要と言えるでしょう。

うまく活用する事で、無名なアーティストであっても売れるNFTを生み出す可能性が大きく高まるのです。

ディスコード運営

NFTの購入者だけが参加できるコミュニティの運営も、NFTを売るうえで重要な要素です。

NFTの業界では、ディスコードを使ったコミュニティが形成されています。

ディスコード(Discord)
アメリカで開発された、インスタントメッセージ・ビデオ通話・音声通話・VoIPフリーウェア。

NFTは、コレクションや転売だけを目的とするわけでなく、コミュニティへの参加目当てで購入する方もいます。

自身が購入したNFTの情報共有や、同じコミュニティで参加者との繋がりに魅力を感じている傾向にあるのです。

ディスコードは、もともとNFT専用のコミュニティとして開発されたわけではないですが、利便性から事実上NFTコミュニティの拠点となっています。

NFT保有者しか参加できない特別感と、同じ嗜好を持った保有者同士で交流を深める事は、購入者の満足感を高めます。

また、参加者からの情報発信にも期待できることから、その後の売り上げや知名度の上昇にも良い成果が見込めると言えるでしょう。

クオリティが高いながらも統一感あるもの(ジェネレーティブ)

NFTを売るには、クオリティが高いながらも統一感があるものという点も重要です。

NFTアートを例に見ると、一点モノタイプとコレクティブタイプの2種類があります。

一点モノタイプ
→商品が一点しかない希少価値の高いもの
コレクティブ
→テイストは共通しているが少しずつ細部(パーツの形、輪郭、背景の色など)が違う商品

一点モノタイプは、既に有名な画家や著名なアーティストによって描かれた作品であるケースが多いです。

購入者は1人に限定されてしまうので、無名な状態で価値を見出してもらうのは難しいと言えるでしょう。

それに対してコレクティブは、統一性はありながらも細かい部分が異なる作品であり、コレクション性に富んだ作品です。

前述したBAYCなどが良い例と言えます。

BAYC
引用:OpenSea

BAYCは、モチーフこそ類人猿の絵という共通したテーマですが、1つ1つの作品で色や表情、背景、身に付けているアイテムなどが異なるもので、1つとして同じ絵はありません。

統一感はあるが高いクオリティでのNFTであれば、単品で販売するよりも多くの購入者の獲得が見込めるものの方が売りやすいと言えるでしょう。

また、単品での販売に比べてホルダーのコミュティ形成もしやすいので、売れた後でもホルダーからの情報発信にも期待できます。

OpenSeaを利用する際の注意点・デメリット

OpenSeaを利用する際の注意点・デメリットについて解説していきます。

人気のある商品は価格が高騰する場合もある

OpenSeaに出品されている商品は、人気が高いと価格が高騰する場合があります。

デジタルアーティストのBeelpleが手がけた作品は、オークション形式で高額の6900万ドル(約76億円)で落札されました。

目当ての商品が購入できない可能性があるということは、あらかじめ頭に入れておきましょう。

出品した商品が売れない可能性もある

OpenSeaに出品した商品は、必ずしも売れるというわけではありません。

時間やお金をかけて作成しても場合によっては全く売れないこともあるので、事前によくリスクを把握しておきましょう。

顧客のメールアドレス情報が漏洩したことがある

NFTのマーケットプレイスとして人気のOpenSeaですが、セキュリティが万全とは現状言えません。

2022年7月には、顧客のメールアドレスが流出し、フィッシング詐欺への注意喚起が出されました。

悪質にデータのアクセス権を共有したことが流出につながったとされています。

また、現在は仮想通貨市場全体での不透明な相場を受けて、人員を20%削減するなど、2021年のブームに比べて運営が弱くなっているのではないかという懸念も多いです。

100%の安全が担保されたわけではないので、あくまでも自己責任で利用するようにしましょう。

サーバー障害が発生する可能性

OpenSeaでは、2022年1月20日にサーバー障害が発生したことが問題となっています。

OpenSea側で「ウェブサイトの停止につながる技術的な問題が発生しています」と報告されました。

ユーザーがOpenSeaにアクセスできなくなったほか、OpenSeaが提供するAPIアクセスにも障害が発生した模様です。

現在は復旧していますが、新しい分野という側面から今後もこのようなサーバー障害が発生しないとは言い切れません。

法定通貨やクレジットカードに対応していない

OpenSeaはイーサリアムのプラットフォームを採用している以上、作品を売買するときにはどうしてもイーサリアム通貨(ETH)などの仮想通貨が必要になります。

そのため円やドルのような法定通貨での売買はできず、クレジットカード決済にも対応していないので注意しましょう。

ただしこれはOpenSeaに限ったことではなく、他のNFTマーケットでも同様なので、OpenSeaだけのデメリットではありません。

ちなみにイーサリアムは、「GMOコイン」で簡単に入手可能です。

興味がある方は、GMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。

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OpenSeaの口コミ・評判

ここでは、OpenSeaの口コミ・評判をご紹介します。

OpenSeaの利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

テスト的にOpenSeaでNFTを作成してみました。 結構簡単にできるんですねぇ。 これ、アート作品だけではなく色々なものが販売できるんですね。 面白い! NFTを出品したり購入するのにはガス代が掛かりますが、NFTを作成するだけなら無料でできます。 ぜひ一度作ってみるといいですよ♪

Twitter

OpenSeaでは、NFTアートだけでなくNFT音楽NFTファッションやゲームアイテムなど、さまざまな作品を売買できます。

しかもNFTの作成なども無料で簡単にできるので、初心者にもおすすめなサービスです。

OpenSeaでNFTを作るのはそんなに難しいことではありません。

1:仮想通貨販売所でETHを購入

2:メタマスクの作成

3:OpenSeaをメタマスクと同期

4:OpenSeaでNFTを作成

こんな流れです♪これから間違いなく伸びる市場ですから今のうちに触っておくことをお勧めします♪

Twitter

上記のとおり、OpenSeaでNFTを作成する手順は非常にシンプルです。

操作性も良いので、今後NFT取引をする予定がある方は登録だけでも済ませておくと良いでしょう。

openseaはガス代一番抑えられそうです( ・∇・) 僕も詳しくは無いんですが笑

Twitter

OpenSeaのガス代(イーサリアムブロックチェーンの取引手数料)は、他のNFTマーケットに比べてリーズナブルだと言われています。

ガス代を抑えたい方にとっては魅力的なマーケットではないでしょうか。

Openseaはプラットフォームの中でも1番大きくて始めやすいのが良い所で、埋もれやすいのと自分のページの見た目がごちゃごちゃしてしまうのが残念な所のようです

Twitter

OpenSeaの大きなメリットは、シンプルでわかりやすい取引画面です。

NFT取引が初めての方でも直感的に操作できるので、ストレスなく利用できるはずです。

GMOコインでは簡単にETHを購入できますので、興味がある方は、GMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。。

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OpenSeaに関するよくある質問

ここでは、OpenSeaに関するよくある質問をご紹介します。

OpenSeaに関するよくある質問
  • OpenSeaの運営会社はどこですか?
  • OpenSeaでガス代はいくらほどかかりますか?
  • OpenSeaのアプリなどはありますか?
OpenSeaの運営会社はどこですか?

OpenSeaの運営会社は、アメリカ・ニューヨークに本社を構え、2017年に設立された「OpenSea社」です。

今のNFTブームのきっかけを作ったとも言える会社なので、今後の成長にも大いに期待できます。

OpenSeaでガス代はいくらほどかかりますか?

OpenSeaのガス代はイーサリアムブロックチェーンの需要で決まり、日々変動します。

あくまで目安として、以下の価格を参考にしてみてください。

出品時:2,500円(約0.01ETH)

しかしガス代は変動するものなので、その都度確認することが大切です。

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OpenSeaのまとめ

この記事では、OpenSeaについて詳しく解説していきました。

OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスです。

誰でも簡単にNFT作品の購入や販売を行うことができますので、ぜひこの機会にOpenSeaの利用を始めてみてください。

記事の要点
  • OpenSeaは最大手のNFTマーケットプレイス
  • OpenSeaは日本語にも対応しているので使いやすい
  • OpenSeaは法定通貨やクレジットカードに対応していないので注意が必要
  • GMOコインではイーサリアムを3ステップで購入出来る
  • 国内最大手のコインチェックNFTでは手数料無料でNFTを購入出来る

OpenSeaを始めるには、MetaMaskとイーサリアムの準備が必要になります。

イーサリアムを購入するなら、スマホで最短1日で取引が始められる「GMOコイン」が簡単です。

興味がある方は、GMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。

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InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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