ファイザー株(PFE)の将来性は?株価推移や今後の見通しなどを徹底解説

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新型コロナウイルス用のワクチンを開発したことで、製薬会社ファイザーへの注目度が高まっています。

2021年に入って業績が拡大しており今後の株価に注目が集まっている米国株だと言えるでしょう。

ただ、これまで米国株に投資したことがない方は、「ファイザー株をどのように購入すればよいのか」「日本の銘柄とどのような点が異なるのか」など不安を感じることも多いでしょう。

そこで本記事では、ファイザー株の株価や今後の見通し、具体的な購入方法などを徹底的に解説していきます。

この記事からわかること
  • ファイザーは、売上高グローバルトップ10に入る世界的な製薬会社
  • COVID19のワクチンを開発したことで世界的に注目を集めている
  • ワクチン事業の売上は拡大傾向にあり、2021年に入って株価を大きく底上げした
  • 2021年12月期通期は過去最高の売上高を見込んでおり、今後の期待値は高め
  • 現物株やCFD取引を駆使したファイザー株の購入方法を解説

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目次

ファイザーの概要

ファイザーの概要
引用元:ファイザー
企業名Pfizer Inc.(ファイザー)
業種医薬品
株価35.48ドル
時価総額199,126,242.00千ドル
詳細公式サイト
※2023年8月17日時点

ファイザーは、米国ニューヨーク州に本社を構える製薬会社です。

2019年には世界の医薬品売上高において2位を獲得したこともあり、米国を代表する製薬会社(メガファーマ)だと言えます。

また、最近はCOVID19のワクチンを開発したことで日本でも有名になりました。

新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、追加接種(ブースター接種)や子どもへの接種に向けて世界で需要が拡大しています。

その結果、ファイザーの業績にも好影響を与えました。

世界ではいまだ変異ウイルスの猛威が振るうなか、ファイザーへの注目も集まっています。

7種類の事業セグメント

ファイザーが行っている事業は7種類の分野に分かれます。

ファイザーの主要な事業セグメント
  • Internal Medicine(内科疾患)
  • Oncology(がん)
  • Hospital(ホスピタル)
  • Vaccine(ワクチン)
  • Inflammation&Immunology(炎症免疫)
  • Rare disease (希少疾患)
  • Biosimilar (バイオ後発品)

上記のうち、現在注目を浴びている事業はやはり「Vaccine(ワクチン)」分野です。

では、全体の売上高に占めるワクチンの売上高はどの程度なのか、最新の決算情報から解説していきます。

全体に占めるワクチン売上高の割合は50%超

ファイザーの最新決算情報における、四半期売上と新型コロナワクチンの売上高は以下の通りです。

決算期四半期売上高新型コロナワクチン売上高全体に占めるワクチン売上高の割合
21年第2四半期189億ドル78億ドル41.2%
21年第3四半期240億ドル129億ドル53.7%

新型コロナワクチンの売上高は四半期ベースで大きく上昇し、ファイザーの業績を底上げしています。

米国の経済回復により病院需要が引き続き好調に推移することが予測されており、現在はファイザーにとって追い風が吹く状態です。

ファイザーの価格推移

ファイザーの2023年8月時点の株価チャートは以下の通りです。

ファイザーの価格推移
引用元:Trading Veiwの提供チャート
社名ファイザー
証券コード(銘柄コード)PFE
上場市場ニューヨーク証券取引所
株価35.48ドル
上場年月日不明
単元株数1株
配当利回り
※2023年8月17日時点

これまでのファイザーの価格推移については、以下4つのポイントに分けることができます。

ファイザーの価格推移
  1. 【1997~1999年】大型買収を繰り返し巨大企業へと成長
  2. 【2003~2011年】臨床試験の失敗や経営体制の見直しで長い暗黒時代を送る
  3. 【2013~2018年】業績が着実に伸び株価も復調・躍進を果たした
  4. 【2019~2021年】コロナショック直後は低調気味ながら業績は拡大

それぞれの時期ごとに詳しい価格推移を解説していきます。

1.【1997~1999年】大型買収を繰り返し巨大企業へと成長

引用元:Trading Veiwの提供チャート

1990年代、ファイザーは積極的な大型買収を繰り返し巨大企業へと成長を遂げます。

2000年になってからはカミソリやお菓子といった別事業の企業を買収して多角化を果たそうとしますが、1990年代は同業種の医薬品業界の買収が中心でした。

さまざまな企業を買収した結果、高脂血症薬リピトールや抗うつ薬ゾロフトなどバリエーション豊かな商品を展開する製薬会社へと成長しました。

株価もそれに呼応し、1997~1998年頃に大きく価格を伸ばしています。

2.【2003~2011年】臨床試験の失敗や経営体制の見直しで長い暗黒時代を送る

引用元:Trading Veiwの提供チャート

2000年代に入ると、そこから約10年間の長い暗黒期に差しかかります。

巨大企業へと成長を遂げた1990年代とは打って変わって、株価は低調気味に推移しました。

その原因として考えられるのは新薬開発の失敗の連続です。

ファイザーは毎年9,000億円近い研究開発費を投じていますが、1998年以来新薬が登場していません。

2006年にはブロックバスター(一剤で年間売上が10億ドルを超える革新的な新薬)になると期待されていたトルセトラピブの臨床試験が失敗しました。

さらに追い打ちをかけるように、2011年には金のなる木であるリピトールの特許が切れ、後発医薬品の登場などでブロックバスターが消滅、経営体制の見直しを余儀なくされました。

3.【2013~2018年】業績が着実に伸び株価も復調・躍進を果たした

引用元:Trading Veiwの提供チャート

暗いニュースが続いた2000年代でしたが、2010年代は業績が堅調に伸びて株価が復調しています。

また、米国の製薬業界は2010年頃より年間20%超ペースで市場が拡大したことから、ファイザーもその恩恵にあずかりました。

4.【2019~2021年】コロナショック直後は低調気味ながら業績は拡大

引用元:Trading Veiwの提供チャート

新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬は製薬業界に思いがけない利益をもたらしたものの、コロナショックが起きた2020年のファイザーの株価は低調気味でした。

ウォールストリートジャーナルの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」によると、大手製薬会社の低調な株価推移について以下のようにコメントしています。

アナリストはブロックバスター(年間売上高10億ドル超の医薬品)について、特許切れや一段と優れた薬の承認が見込まれることでその存続期間が短くなりそうな場合には、売上高を低めに評価する傾向がある。(中略)つきつめれば、インフルエンザ予防接種は毎年行われるものの、製薬業界にとってとりわけ利益の大きな製品というわけではない。それに政府も、いったん危機が収まれば、その後の注文について強気の価格交渉に乗り出す傾向が強まるだろう。

THE WALL STREET JOURNAL

また、ファイザーの2020年12月期の通期決算にて、売上高は前年比19.0%減となる419億ドル、最終益は同40.9%減の96億ドルといずれも市場予想を下回ったことも要因の一つです。

しかし、2021年に入ると株価が急騰し、最近では過去最高の水準を更新し続けています。

その原因として考えられるのが2021年11月に報告された、新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬について良好な臨床試験結果が現れたことです。

抗ウイルス薬の治験で重症化リスクが89%低下したと発表し、世界の投資家から評価されました。

このように株価の拡大が続くファイザーですが、同銘柄が気になった方は「IG証券」をチェックしてみてください。

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ファイザーの決算情報

ファイザーの今後の価格推移を予測するには、決算情報を知っておくことが大切です。

2021年第3四半期の決算情報は以下の通りです。

総売上高240億9,400万ドル
経常利益78億3,600万ドル
純利益81億4,600万ドル
新型コロナワクチンの売上高129億ドル
調整後EPS1.34ドル

2021年第3四半期の業績は総じて好調な結果を示しました。

売上高は240億円で前年同期比98.6%増、経常利益は同3.6倍、純利益は同3.7倍といずれも大幅な成長を記録しています。

がん治療薬など主力の処方薬が好調だったほか、病院需要が回復したことも業績拡大の一因です。

そのなかでも特に好調だったのがワクチン事業で、新型コロナワクチンの売上高は129億ドルと総売上高の過半数の割合を占めます。

2021年11月29日にはFDA(アメリカ食品医薬品局)が5~11歳向けにファイザー製ワクチンの緊急使用許可を承認しました。

世界的に変異ウイルスの猛威がおさまらないなか、もうしばらくこの好調な波が続く可能性があります。

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ファイザーの配当実績

配当利回り3.81%
1年トータルリターン3.70%
配当月3・6・9・12月
連続増配年数12年

ファイザーは12年間増配を続けている優良な米国株だと言えます。

過去の決算期を見ると、配当利回りの水準は3.0~4.0%が大まかな目安です。

権利落ち日配当(ドル)利回り株価(ドル)
2021/11/40.393.56%43.9
2021/7/290.393.65%42.8
2021/5/60.393.96%39.2
2021/1/280.394.29%35.9
2020/11/160.393.88%39.4
2020/7/300.383.87%38.7
2020/5/70.384%37

こうした安定した配当金を出しているファイザーは「バリュー株」に該当します。

企業の将来性や成長力に着目する「グロース株」とは異なり、安定した定期配当を複利運用することで中長期的に資産を形成できるのがメリットです。

高い成長を期待できる代わりに値動きが激しいグロース株と違い、バリュー株は米国投資が初心者の方でも比較的運用しやすくなっています。

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ファイザーの今後の見通し・予想

ファイザー株の今後の見通しを探るうえで、欠かせないポイントが2つあります。

ファイザーの今後の見通し・予想
  • 21年通期の売上高が過去最高になる見通し
  • 新型コロナウイルス用飲み薬「パクスロビド」の申請

売上高が過去最高になる見通し

2021年11月2日に発表した第3四半期決算では、12月期通期の業績予想が行われました。

その予想では、売上高が前期比93~96%増の810億~820億ドルを見込み、従来予想(780億~800億ドル)から上方修正される見通しです。

ちなみに過去の通期決算の業績を以下に並べてみました。

決算期(通期)売上高前期比
2017年12月期525億4,600万ドル‐0.6%
2018年12月期536億4,700万ドル+2.1%
2019年12月期517億5,000万ドル‐3.6%
2020年12月期419億800万ドル‐19.0%
2021年12月期(予測)810億~820億ドル+93.3~95.7%

もし予想通りに2021年12月期通期決算を迎えることができれば、3年ぶりの業績拡大、しかも2020年12月期通期よりも売上高が2倍の水準に達します。

また、仮にこの先下方修正されたとしても、過去最高の売上高を更新する可能性は高いと言えるでしょう。

これは株価の上昇要因として非常に明るい話題となっています。

新型コロナウイルス用飲み薬「パクスロビド」の申請

パスクロビドとは、ファイザーが開発を進めている新型コロナウイルス用の飲み薬です。

ファイザーは2021年11月5日、新型コロナウイルスによって重症化の恐れがある成人のうち、パスクロビドを服用することで入院・死亡のリスクが89%低下したとする臨床試験結果を公表しました。

初期の試験結果が良好だったことで臨床試験を早期に打ち切り、薬の申請手続きを進めています。

イギリスではすでに、新型コロナウイルス用の飲み薬「モルヌピラビル」が世界で初めて承認されており、ファイザーも同様に承認される可能性があります。

株価にも好影響を与えることが予測されているため、今後の動向から目を離さないようにしたいところです。

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ファイザー株の取引方法

ファイザー株を取引するためには、「現物取引」と「CFD取引」のいずれかを選べます。

ここでは、現物取引とCFD取引それぞれの仕組みやメリットを解説します。

現物取引

現物取引とは、株などの金融資産を現物の資産として購入したり売却したりする方法です。

CFD取引との違いは取引できる金額にあります。

CFD取引はレバレッジを利用して元手の数倍の取引額を運用できますが、現物取引では投資した資金以上の取引金額は扱えません。

こう書くとCFD取引のほうがメリットがあるように思えます。

ただ、投資した資金以上の取引金額を扱えないということは、それ以上の多額の損失を計上しないとも言えます。

そのため、レバレッジをかけずになるべく安全に取引したい人には、現物取引が向いているでしょう。

ファイザーを現物取引するには、「SBI証券」が最適です。

SBI証券はファイザーを含め4,200以上の銘柄を扱っており、目的に合わせて好みの企業を探せます。

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CFD取引

CFD(Contract For Difference)取引とは、取引時の差金のみで損益を出す取引方法です。

実際に現物を売買するわけではないため、手元に保有する資金以上の取引額を扱えます。

その仕組みをレバレッジと言います。

たとえば元手を10万円しか用意できない場合でも、5倍のレバレッジをかければ50万円の取引額を扱えるというわけです。

取引額が大きいほどわずかに値上がりしただけで高額な利益が手に入るため、より効率性を求めるならCFD取引をおすすめします。

ただし、値下がりした場合の損失額も大きくなるため、しっかりとリスクコントロールをすることが重要です。

ファイザーをCFD取引したい場合には、IG証券をチェックしましょう。

IG証券は、CFDのファイザー株を扱う数少ない証券会社です。

口座開設は無料で、相場に慣れるためのデモ口座も用意されているため、初心者の方でも安心して始めることができます。

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ファイザー株を購入するのにおすすめの証券会社

次に、ファイザー株を購入する場合のおすすめの証券会社をご紹介します。

IG証券

IG証券 公式ページ
取り扱い銘柄の種類4,000銘柄以上
レバレッジ最大5倍
取引手数料片道:1株あたり2.2セント
最低手数料:16.5米ドル
提供サービスFX取引
CFD
ノックアウトオプション
バイナリーオプション
詳細IG証券の公式ページ

IG証券は、CFD取引に対応した国内最大級の証券会社です。

FXを積極的に扱うことから「IG証券=FX会社」というイメージが強いものの、その実はCFDによる株や株価指数に連動した銘柄、ほかにもノックアウトオプションなどの金融商品を扱っています。

CFDの米国株に関しては、ファイザー株を含め計4,000以上の銘柄を取り扱っています。

さらに国内や米国以外の海外の銘柄を含めると、その数は1万2,000以上と業界でも最高水準です。

口座開設や各種手続きが簡単で、初心者向けのコンテンツも豊富に用意されているため、初めてCFD取引にチャレンジする方はIG証券を利用しましょう。

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SBI証券

SBI証券Top
取り扱い銘柄の種類4,200銘柄
取引単位1株
取引手数料約定代金の0.495%
為替手数料1米ドルにつき25銭
詳細SBI証券の公式ページ

SBI証券は、証券や保険、住宅ローンなどを扱う国内最大級の総合証券会社です。

特に取引手数料の安さに定評があり、1日の約定金額が100万円以下なら取引手数料がかかりません(アクティブプランの場合)。

扱っている米国株は4,200銘柄を超え、ファイザーはもちろん、ほかにも人気の銘柄を簡単に探すことができます。

なお、SBI証券でファイザー株を売買するときは、現物取引となります。

「レバレッジの仕組みがまだよくわからない」という方は、まずSBI証券の現物取引で株式投資の環境に慣れると良いでしょう。

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ファイザー株の買い方

それでは、IG証券やSBI証券を利用し、実際にファイザー株を購入してみましょう。

以下で現物取引とCFD取引の方法を解説していきます。

現物取引での購入方法

現物取引での購入方法を解説していきます。

今回はSBI証券を例にしてご紹介するので、参考にしてみてください。

口座を開設する

まずはSBI証券の公式サイトに行き、口座を開設します。

口座の開設方法を知りたいという方は、「SBI証券の口座開設方法」という記事をご覧ください。

銘柄を検索する

次に、ファイザーの銘柄を検索してみましょう。

SBI証券の外国株の取引画面にアクセスし、「銘柄 or ティッカー」の欄に「Pfizer」または「PFE」と入力します。

するとファイザーの銘柄詳細ページに遷移します。

画面右のほうに「買付」というボタンがあるので、そちらをクリックしてください。

注文をする

その後、注文画面に移行するので以下の項目を埋めていきます。

SBI証券の注文設定
  1. 株数を入力
  2. 注文方法と価格を入力(例:成行)
  3. 期間を選択
  4. 預り区分を選択
  5. 決済方法を選択
  6. あらかじめ設定した取引パスワードを入力
  7. 「注文確認画面へ」を選択

最後に注文内容を確認し、問題がなければ「注文発注」のボタンをクリックします。

これでファイザーの現物株を購入する手続きは完了です。

CFD取引での購入方法

続いて、CFD取引の購入方法をご紹介します。

今回は、IG証券を例にして解説していきます。

口座を開設する

まずはIG証券の公式サイトに行き、口座を開設します。

銘柄を検索する

口座開設を終わった後、IG証券のマイページにログインします。

左側のメニューにある「株式」をクリックすると個別株のトレード画面に移行します。

その画面上部にある検索窓に「Pfizer」または「PFE」を入力してください。

注文をする

するとファイザーのチャートと注文画面が表示されるので、SBI証券のときと同じように注文内容を入力していきます。

IG証券の注文設定
  1. 「買い」もしくは「売り」を選択
  2. 注文方法と価格を入力(例:成行)
  3. ロット数を選択
  4. スリッページ許容値を選択(空欄時は制限なし)
  5. 決済設定を選択
  6. 両建て※を選択
    ※買建てと売建ての両方のポジションを持つこと
  7. 「注文確定」をクリック

CFD取引の場合、買い注文から入る以外に売り注文から入ることもできます。

相場が下がり基調にある場合では、高く売って安く買うことにより利益を獲得できます。

反対に、将来的に価格が上昇しそうであれば割安な株を買い、相場が上昇したタイミングで売るようにしましょう。

どちらの取引をする場合でも、まずは「IG証券」に登録することをおすすめします。

IG証券では、取引環境に慣れるために最適なデモ口座が用意されているからです。

デモ口座で利用できるバーチャル資金は6,000万円あり、いくら失敗をしても手元の資金が失われることはありません。

以下よりIG証券の公式サイトにアクセスし、さっそくデモトレードを始めてみましょう。

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ファイザー株に関するQ&A

最後に、ファイザー株に関してよくある質問をご紹介します。

コロナ禍で追い風が吹くはずのファイザーの株価はなぜ上がらない?

確かにコロナショックが起きた2020年2月からしばらくの間、ファイザーの株価は低調ぎみでした。

しかし本来であれば、同社のコロナワクチンが世界的に流通している以上、株価にも好影響を与えるはずです。

コロナ禍でファイザーの株価が上がらなかった理由としては、後発医薬品の登場によってブロックバスターの種類が少なくなっていることが挙げられます。

特に2011年に稼ぎ頭のリピトールの特許が切れたことは業績に大きな影響を与え、世界規模でのリストラが進められました。

その後コロナショックが起きてワクチンの売上こそ拡大したものの、他事業の業績が振るわずに株価がなかなか上昇しませんでした。

ただし、2021年に入ってからの価格は右肩上がりで推移しており、今後の株価動向に注目が集まっています。

ファイザー株の配当利回りは高い?

ファイザー株の配当利回りは3.0~4.0%が平均となっています。

1株1万円以下で買える米国株としては、配当利回り3.0%を超える銘柄は高配当株だと言えるでしょう。

ただし、米国株だとほかにもエクソンモービル(5.59%)やAT&T(9.11%)、アルトリア(7.98%)といった高配当株も少なくありません。

インカムゲイン狙いの場合は、配当利回りを基準にスクリーニングしてみると良いでしょう。

ファイザーでは株主優待を提供している?

残念ながら、ファイザーを含め米国株は株主優待という制度がありません。

そもそも株主優待という仕組みは世界的に見て珍しいもので、優待制度を持つ日本株特有のメリットだと言えます。

代わりに米国株は配当利回りの高い銘柄が多いため、配当金に着目してみましょう。

ファイザー株のまとめ

今回は、注目の米国株の一つであるファイザーについてご紹介しました。

ファイザー株の価格推移や今後の見通し、取引の仕方などが理解できたかと思います。

最後に、ここまでお伝えした内容を振り返ってみましょう。

この記事のまとめ
  • ファイザーは、売上高グローバルトップ10に入る世界的な製薬会社
  • 12年連続で増配を記録しており、平均3.0~4.0%の高配当が魅力の米国バリュー株
  • 2020年は業績不調で株価が低迷したものの、コロナワクチンの売上で業績を下支えし2021年は堅調に推移している
  • 2021年12月期通期は過去最高の売上高を予測しており、株価の底上げ要因になり得る
  • ファイザー株の現物を購入する場合は「SBI証券」、CFD取引をするなら「IG証券」が最適

本記事をご覧になってファイザー株に興味を持った方は、さっそくIG証券をチェックしてみましょう。

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