DApps(ダップス)とは?特徴や始め方・具体例を紹介!

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DApps(ダップス)は、ブロックチェーン技術を用いた分散型アプリケーションの総称です。

現在は、ゲームや金融などさまざまな分野でDApssの開発が進められています。

次世代のアプリケーションとも言われ、従来のアプリやインターネットサービスなどとは異なる特徴を持っています。

今回は、DApps(ダップス)の仕組みや特徴、メリット・デメリットや今後の見通しなどを詳しく開設していきます。

DAppsを始める手順についても紹介しているので、これからDAppsを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • DApps(ダップス)はブロックチェーン上で構築された分散型アプリケーション
  • 中央管理者がいないため、透明性・セキュリティが高いという特徴を持つ
  • ゲームやDeFi(分散型金融)など多くの分野でDAppsが登場している
  • 取引が集中することで起きる「スケーラビリティ問題」はDAppsの課題の一つ
  • 今後はDAppsの認知度向上や業界の健全な発展が期待される
  • DAppsの利用を始めたいならDMM Bitcoinなどの国内取引所をチェックしよう

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目次

DApps(ダップス)とは?

DApps(ダップス)は、「Decentralized Applications」の略で、日本語にすると「分散型アプリケーション」となります。

ブロックチェーン上でスマートコントラクトを動かす仕組みを応用したアプリのことで、中央管理者がいない非中央集権的な特徴を持ちます。

パソコンやスマートフォンなどのアプリとDAppsが異なる点としては、以下のようなものがあります。

Dappsと従来のアプリとの違い
  • ブロックチェーンによってデジタル情報が安全に保存されている
  • 管理者不在でオペレーションが実行される
  • 取引やデータの履歴などについての透明性が高い

DAppsの仕組み・特徴

まずは、DAppsの仕組み・特徴を押さえておきましょう。

DAppsの仕組み・特徴
  • ブロックチェーン技術が利用されている
  • 非中央集権型のシステム
  • ゲームや金融など幅広い用途に用いられる

ブロックチェーン技術が利用されている

DAppsは、ブロックチェーン上でソフトウェアを動かす仕組みである「スマートコントラクト」を応用して開発されるアプリの総称です。

「Decentralized Applications」の略で、日本語にすると「分散型アプリ」となります。

現在は、ゲームや金融サービスなどを中心にさまざまなサービスが開発を進められています。

DAppsは、スマートコントラクト機能によって、管理者などを介さずとも自立してサービスを提供できるという特徴を持ちます。

DApps内では独自のトークンが発行され、それぞれのアプリ内ではこのトークンを用いて取引やさまざまなサービスを受けることができます。

独自トークンの多くは、その他の仮想通貨や法定通貨と交換することも可能なので、投資リターンを期待してDAppsを利用する人も多数存在します。

非中央集権型のシステム

DAppsには、アプリの運営管理者となる組織や団体、人物が存在しません。

通常のアプリであれば、運営会社がサービスを開発・提供し、サーバーの管理なども行います。

DAppsではブロックチェーンのスマートコントラクトという仕組みを利用することで、特定の管理者に頼らなくても、分散・自立してアプリが管理されるのです。

これによって、中央管理者がいなくても正確にデータを記録・保存することができるため、不正行為による対策も簡単に行えます。

また、DAppsのサービスはオープンソースによって仕組みが公開されているのも特徴です。

ソースコードが公開されているため、透明性が高く不正や改ざんなどが起こりにくいというメリットがあります。

ゲームや金融など幅広い用途に用いられる

DAppsはブロックチェーン上で構築されるアプリの総称ですが、提供されるDAppsにはさまざまな種類があります。

代表的なDAppsには、以下のような種類があります。

代表的なDAppsの種類
  • ゲーム…ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼げる「Play to Earn」型のNFTゲームが人気
  • DeFi(分散型金融)…中央管理者不在の金融サービスで、高い収益が期待できる点や手数料が安い点がメリット
  • 仮想通貨…非中央集権的な一部の仮想通貨もDAppsの一種
  • 保険…スマートコントラクトが保険の支払い可否を判断し、自動でスピーディーに支払いを実行する
  • データ分析・市場予測…不正のない正確なデータを自動で集め、市場の予測が可能
  • デジタルID …個人情報をブロックチェーン上で管理することによって身分証明書として利用する

DAppsの開発はどんどん進められており、今後もさまざまな分野でDAppsが活用されることが期待されます。

DAppsの人気が出始めると、関連する仮想通貨の価値も一気に上昇することがあります。

そのため、気になったDAppsがリリースされたら、なるべく早めに触っておくと良いでしょう。

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DAppsのメリット

DAppsのメリットを確認していきましょう。

主なメリットは以下の3点です。

DAppsのメリット
  • 個人情報漏洩のリスクが低い
  • システムダウンしにくい
  • 不正やデータの改ざんが起こりにくい

個人情報漏洩のリスクが低い

一般的なシステムやアプリの場合、開発者や運営元が多くの権限・情報を握りながら管理します。

ハッキングなどの被害にあった場合にデータがまとめて流出しやすく、攻撃の対象となりやすいというリスクがあります。

日本大手企業においても、個人情報の流出は度々問題となります。

しかし、ブロックチェーンが利用されているDAppsでは、P2P方式で多数のノードがデータを分散管理しているため、取引データなどが開発者の手に残ることがありません。

そのため、まとめて管理にしてある個人情報が攻撃によって流出するという心配がありません。

不正によって個人情報が取引されたり、ビッグデータとして集められたりするリスクも低いため、安心して利用できるというメリットがあります。

システムダウンしにくい

通常のアプリであれば、アプリが構築されているネットワークのサーバーがダウンしてしまうとアプリ全ての機能を利用できなくなってしまうことがほとんどです。

DAppsはさまざまなデータがブロックチェーン上に分散して管理されているという特徴を持つため、サーバーダウンが起きにくい仕組みとなっています。

1つのサーバーにデータが集中することがないため、DAppsでは機能すべてがストップしてしまうケースはほとんどないと言えるでしょう。

中央管理者が存在しないからこそ、一部でシステムダウンが起きた時のリスクが小さいというメリットがあります。

不正やデータの改ざんが起こりにくい

Dappsは、ブロックチェーンの仕組みが利用された分散型アプリケーションなので、データ改ざんをするためには分散されたすべてのデータを書き換える必要があります。

そのため、一つのネットワークをハッキングすればデータ改ざんが容易にできてしまう通常のアプリに比べて、ハッキングなどの被害に遭いにくいという特徴を持ちます。

また、データを管理している中央管理者が存在せず、常に多くの参加者によってデータの処理や取引が監視されているため、極めて不正が起こりにくい仕組みです。

ブロックチェーンを利用するからこそのセキュリティの高さは、利用者にとっては安心感の材料となるでしょう。

このように、DAppsにはさまざまなメリットが存在します。

DAppsを始める際は仮想通貨取引所で対応する仮想通貨を準備する必要がありますが、その取引所にはDMM Bitcoinが人気です。

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DAppsのデメリット

一方、DAppsにはデメリットも存在します。

以下の3点は確認しておきましょう。

DAppsのデメリット
  • 運営のサポートを受けにくい
  • 取引に時間がかかる場合がある
  • 利用者が増えるとコストが上がりやすい

運営のサポートを受けにくい

DAppsには中央管理者が存在しないため、自己責任で利用を進めることになります。

通常サービスを利用する場合は、何か疑問点やトラブルがあった場合は、運営会社に問い合わせて解決するというのが一般的です。

しかし、DAppsには問い合わせる先の運営元が存在しないため、すべて自分で解決しなくてはいけません。

特にDAppsについての知識があまりないという人にとっては、トラブルが生じた時に助けてくれる人がいないというのはデメリットとなってしまうでしょう。

取引に時間がかかる場合がある

Dappsの利用者が増えると、データ処理にかかる時間が増えて、スムーズに取引ができなくなることがあります。

一度に多くの決済が発生すると、ネットワークのキャパを超えてしまうためです。

取引が集中しすぎると、時間がかかるだけでなく、取引を実行すること自体ができなくなる場合もあります。

これは「スケーラビリティ問題」とも呼ばれるもので、数多くの技術者がこの問題の解決に取り組んでいます。

データの処理に必要な部分のみをブロックチェーンに任せて、それ以外をサーバーやデータベースで管理するといった対策などが一般的に考えられています。

利用者が増えるとコストが上がりやすい

DAppsの利用者増加は、コスト増加の問題にもつながります。

利用頻度が上がることで、ブロックチェーン全体のトランザクションが増えますが、これによって、取引手数料が上昇する場合もあります。

手数料はDApps内の手数料だけでなく、DAppsを利用していないユーザーのトランザクションにも影響することがあるため、大きな問題として捉えられています。

まさにイーサリアムは、近年多くのDAppsが開発されるようになり、利用者が増えたことで手数料が増加するという問題に直面しています。

ただし最近は、イーサリアムよりも効率良くDAppsの開発が可能で、手数料を抑えられるということをメリットとして強調するブロックチェーンも登場しています。

このように、DAppsにはいくつかデメリットもありますが、いずれも解決に向けて徐々に開発が進められています。

DAppsを利用するためには、それぞれのDAppsで用いられている仮想通貨を準備しておく必要があります。

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DAppsの事例

DAppsの事例としてはどのようなものがあるでしょうか。

有名なDAppsをいくつか紹介します。

DAppsの事例
  • OpenSea(オープンシー)
  • Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
  • STEPN(ステップン)
  • PancakeSwap(パンケーキスワップ)
  • Uniswap(ユニスワップ)
  • Compound(コンパウンド)
  • The Sandbox(サンドボックス)
  • Gods Unchained(ゴッズアンチェインド)

Uniswap(ユニスワップ)

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UniswapはDeFiを代表するDEXの1つです。

DEX(分散型取引所)は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトを利用して作られた非中央集権的な取引所です。

取引を自動化し、ブロックチェーン上に取引記録や契約内容を書き込んでいくという仕組みとなっています。

イーサリアムブロックチェーン上に構築されており、1,500種類以上の仮想通貨を取引することが可能です。

Uniswapでは、保有する仮想通貨をプールすることでガバナンストークン「UNI」を手に入れられるという流動性マイニングという仕組みが導入されています。

仮想通貨で利益を出す場合、売り・買いの差額によって利益を得るというイメージを持つ方が多いですが、流動性マイニングにおいては保有する仮想通貨を手放すことなく収入を得られます。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)

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PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、BSC(バイナンススマートチェーン)上に構築されたDEX(分散型取引所)です。

イーサリアムネットワークではガス代(手数料)の高騰が問題視されていますが、Pancakeswapは比較的安い手数料で利用できるというメリットがあります。

国内取引所では取り扱っていない草コインなども取り扱っているため、汎用性の高いDEXです。

PancakeswapでもUniswapと同様、流動性マイニングによって手数料収入を得ることが可能です。

仮想通貨のペアを預けることで、独自トークンのCAKEを報酬として獲得できます。

Compound(コンパウンド)

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Compound(コンパウンド)はイーサリアム上で稼働する仮想通貨のレンディングサービスです。

スマートコントラクトを用いてユーザー同士で仮想通貨の貸し借りを可能にしました。

Compoundを利用して仮想通貨を貸し出せば、貸し出した通貨や期間、数量に応じて金利を受け取ることができます。

反対に、金利を払って仮想通貨を借り、投資や運用に回すということも可能です。

銀行と似たサービスを提供していますが、Compoundでは銀行に法定通貨を預けた時よりも高い金利を得ることができます。

高いものでは5〜6%の金利を受け取れるため、仮想通貨の投資リスクを下げつつ収益を狙いたいという人にも人気があります。

Compoundでは、レンディングサービスを利用することでガバナンストークン「COMP」を得られます。

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

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Axie Infinity(アクシーインフィニティ)は、仮想通貨が稼げるブロックチェーンゲームとして有名です。

非常に人気の高いDAppsゲームの一つで、ゲーム性の高さや関連するトークンの価格上昇によって話題となりました。

Axie Infinityは、アクシーというモンスターを使ってバトルや育成、取引を行うといったものです。

ゲーム内で対戦に勝ったり、クエストをクリアしたりすることで、ゲーム内トークンのSLPやAXSが手に入るという仕組みです。

収益性が高いことから、Axie Infinityで生計を立てている人もいると言われるくらいです。

イーサリアムのサイドチェーンであるRoninに構築されたDappsゲームで、手数料を気にせずに遊べます。

STEPN(ステップン)

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SREPN(ステップン)は、歩くことで仮想通貨を稼げるNFTゲームです。

「Move to Earn」という運動することで仮想通貨を稼ぐことができるブロックチェーンゲームの一つです。

STEPNでは、歩いた距離や速度に応じてGSTというトークンが配布されます。

Solanaチェーン上に構築されたゲームで、イーサリアムの上のゲームよりもガス代が安いという特徴があります。

STEPNをプレイするためにはスニーカーが必要となり、これはSolanaチェーンのネイティブトークンであるSOLを使って購入できます。

自分のスニーカーについてはレベル上げや育成なども楽しむことができます。

健康意識の強い日本においても、幅広い人にプレイされているゲームです。

STEPNが話題になったことをきっかけに、その他のto Earnプロジェクトも大きく注目されるようになりました。

The Sandbox(サンドボックス)

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The Sandbox(サンドボックス)は、ゲーム内で土地(LAND)を所有し、その土地の上でジオラマなどを建設できるという仕組みのゲームです。

マインクラフトのようなゲーム性を持ち、メタバース空間でキャラクターを作成したりバーチャルでのコミュニケーションを楽しんだりすることができます。

The Sandbox内で作成したアイテムをマーケットプレイスに出品したり、作成したジオラマを他のプレイヤーに提供したりすることで独自通貨のSANDを稼ぐことも可能です。

Coincheckとの共同プロジェクトである近未来都市「Oasis TOKYO」などの制作も進められているほか有名企業との提携も多数発表されており、日本を含む世界中で人気が高まっています。

Gods Unchained(ゴッズアンチェインド)

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Gods Unchained(ゴッズアンチェインド)は、カード対戦型のブロックチェーンゲームです。

さまざまなバトル形式が用意されており、自分のペースで楽しむことができます。

単純にゲームを楽しむだけでなく、ゲーム内で手に入れたカードやアイテムを売買して仮想通貨を稼ぐことも可能です。

ゲームで好成績を収めると、新しいカードを手に入れられ、手に入れたカードはマーケットプレイスで販売できます。

レア度の高いカードなどは高価な価格で取引されることもあり、過去には約7,000万円で落札されたレアカードも存在します。

OpenSea

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OpenSea(オープンシー)は、世界最大のNFTマーケットプレイスとして知られています。

NFTはブロックチェーン上で発行・取引されるデジタルデータのことで、唯一無二の価値を持っていることを証明できるという特徴があります。

OpenSeaではこのNFTを幅広く取引することが可能です。

自分の好きなNFTを購入するだけでなく、自分で作品を作って出品することもできます。

人気のブロックチェーンであるイーサリアムだけでなく、Tezon(テゾス)やKlaytn(クレイトン)、Solana(ソラナ)などにも対応しています。

2022年4月には、大手NFTプラットフォームである「GEM」の買収も発表し、今後もさらなるシェア拡大が期待されます。

DAppsを利用するためには、それぞれのDAppsで必要となる仮想通貨を用意しなくてはいけません。

DMM Bitcoinは、さまざまな仮想通貨を簡単に取引できる取引所です。

国内の取引所なので、安全性が高く安心して取引可能な点もメリットとなるでしょう。

口座開設申し込みは簡単なステップで完了するので、ぜひこの機会にチェックしておきましょう。

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DAppsの始め方

DAppsを始める方法について解説していきます。

DAppsは以下の手順で始めることが可能です。

DAppsの始め方
  • 国内取引所に口座を開設する
  • MetaMaskをインストールする
  • MetamaskとDAppsを接続する

国内取引所に口座を開設する

まずは、国内の仮想通貨取引所に口座を開設し、各DAppsで必要な仮想通貨を用意しましょう。

ここでは、さまざまな仮想通貨を取り扱っているDMM Bitcoinを例にして説明します。

最初に、DMM Bitcoinの公式サイトからメールアドレスを入力し、アカウントを作成します。

送られてくるメールのURLをクリックして、登録手続きを行っていきましょう。

SMSの認証や住所・財務情報なども画面の案内に従って入力していきます。

マイナンバーの入力やマイナンバーカードの写真のアップロードも必要となるため、事前に準備しておきましょう。

これらの入力が完了したら、本人確認手続きを行います。

本人確認に利用できる書類は、以下のいずれかとなっています。

本人確認書類
  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 在留カード(外国籍の場合)

画面の指示に従って口座の申し込みが完了したら、DMM Bitcoinでの審査が完了するのを待つだけです。

口座が開設できたら、自分のアカウントに日本円を入金し、希望する仮想通貨を購入しましょう。

MetaMaskをインストールする

続いて、DAppsに対応するウォレットを用意する必要があります。

イーサリアム型のDAppsを利用するなら、MetaMaskを用意しておくと良いでしょう。

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MetaMaskをインストールし、ウォレットのセットアップ画面から「ウォレットの作成」をタップしてアカウントの設定を行います。

ウォレットが作成できたら、MetaMaskのウォレットアドレスを取得しておきます。

アカウントに戻り、送金メニューから先ほど記録したMetaMaskのウォレットアドレスを登録しましょう。

送金したい金額を入力して送金手続きを行えば、MetaMaskに仮想通貨を送金できます。

MetaMaskとDAppsを接続する

ウォレットに仮想通貨が準備できたら、利用したいDAppsにウォレットを接続します。

ウォレットを接続するだけで利用できるDAppsもあれば、DAppsのアカウントを作成するためにメールアドレスやパスワードを設定しないといけないDAppsも存在します。

DAppsを利用する際は、このような手順で簡単に始められます。

いくつか手順があるので最初は戸惑うかもしれませんが、何度か繰り返すとスムーズに行えるようになるでしょう。

DAppsを利用する際は、それぞれのDAppsに対応する仮想通貨が必要ですが、それらを購入する際の取引所としては、DMM Bitcoinが人気です。

さまざまな種類の仮想通貨を取り扱っているため、スムーズに取引が始められるでしょう。

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DAppsの今後の見通し/将来性

DAppsの今後の見通し・将来性について確認していきましょう。

DAppsの今後の見通し/将来性
  • NFTの人気がDAppsの普及を牽引
  • DeFiの市場規模の拡大
  • ブロックチェーンへの信頼度の高まり

NFTの人気がDAppsの普及を牽引

株式会社グローバルインフォメーションのレポートによると、世界のNFTの市場規模は2030年までに2,117億2,000万米ドルに達し、2022年から2030年にCAGR33.9%で成長すると予測されています。

世界的にデジタルアートの需要が高まっていることや、さまざまな分野のアーティストが参入しやすいということを背景に、市場の成長が促進されているとのことです。

最近では、NFT企業による資金調達も行われ、マーケットプレイスとしても大きく成長しているのがわかります。

たとえば、2022年3月にNFTマーケットプレイスのマジックエデンは2,700万米ドルの資金調達に成功しています。

国内でもNFTゲームやNFTアートは着実に人気を増やしていますが、未だユーザーとしては投資家層が多く、純粋なプレイヤーはまだ少ない状況です。

NFTアートやNFTゲームなどのデジタルコンテンツがさらに普及していくことで、DAppsそのものも今後さらに成長が期待されます。

DeFiの市場規模の拡大

銀行などの金融機関を介さずに資金の送金や決済などを行うDeFi(分散型金融)もDAppsが手がける新しい金融の形として注目されています。

DeFiの市場規模は2021年末時点で約1,000億ドル(約11億円)に達し、それまでの1年間で約5倍に急増したとも言われています。

DeFiの代表的なサービスとしては、DEX(分散型取引所)やレンディングなどがあります。

これらのサービスは、従来の金融機関と同様に資金の貸し借りや決済、送金などを本人確認なしで行うことが可能です。

また、DeFiでは銀行などの金融機関に比べて高い収益性が期待できるというメリットもあります。

これらのメリットによって徐々にDeFiに注目する人が増え始めており、日本国内においても、日本ブロックチェーン協会(JBA)によって「DeFi勉強会」が開催されるなど、徐々に認知度を上げる取り組みが進められています。

ただし、DeFiには投資によるリスクも大きいことやハッキングによる損失リスクも存在すること、新しい技術などに対する一定の知識なども必要となることが、初心者の新規参入のハードルとなっていると考えられます。

今後、さらにDeFiが世の中の人々に広く受け入れられることで、DAppsでもDeFi関連サービスがさらに伸びていくでしょう。

ブロックチェーンへの信頼度の高まり

DAppsが今後さらに成長していくためには、ブロックチェーン技術そのものへの信頼度の高まりも必要となるでしょう。

現在、ブロックチェーン技術を利用したさまざまなDAppsの開発が進められていますが、利用者はどうしても知識のある人に限定されてしまっています。

特に日本では、ブロックチェーンや仮想通貨に対して「よくわからない」「危険」といった印象を持つ人も多く、一般的に浸透しているとはなかなか言い難い状況です。

このような状況の改善に向け、2020年2月には、ブロックチェーンコンテンツの業界発展や利用者保護を図るための団体である「ブロックチェーンコンテンツ協会」が設立されています。

ブロックチェーンを利用するコンテンツには、事業者が遵守すべき法律や制度の整備が遅れているとし、ブロックチェーンコンテンツ協会ではさまざまな自主規制を検討しています。

このような取り組みが加速し、健全に業界が発展していけば、ユーザーとしても安心してDAppsを利用できるようになるでしょう。

DAppsの利用を始めたいのであれば、まずは国内取引所で仮想通貨の準備をしましょう。

DMM Bitcoinでは、国内では取り扱いが少ない銘柄を多く取り扱っています。

さまざまな仮想通貨に分散投資したいと考えている人にも利用しやすいでしょう。

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DAppsを利用する際の注意点

DAppsを利用する際は注意したい点もあります。

以下の点は事前に気を付けましょう。

DAppsを利用する際の注意点
  • 中央管理者がいないため利用は自己責任
  • トークンの価格変動には注意
  • DAppsを利用するためには仮想通貨が必要

中央管理者がいないため利用は自己責任

DAppsは中央管理者がいないため、コストを抑えつつ透明性の高い取引ができるというメリットを持ちます。

一方、何かトラブルがあった時のサポートを受けられないというのはデメリットとなるため、注意が必要です。

また、ブロックチェーン上で構築されているからこそハッキングなどの攻撃に強いという特徴もありますが、100%資産が保障されるというわけではありません。

万が一、ハッキングなどで資産を失うことになったとしても、損失が補われることはないため、自己責任で利用するようにしましょう。

加えて、DAppsで利用する仮想通貨の管理も自己責任となります。

基本的に安全性の高い仕組みではありますが、リスクはゼロではないということを認識しておきましょう。

トークンの価格変動には注意

DAppsでは、サービスを利用するために仮想通貨(トークン)が必要となります。

この仮想通貨の価値は常に一定というわけではなく、需要によって変動するという点に注意が必要です。

つまり、収益性を期待してDAppsを始めたとしても、必ず期待通りの収益を得られるわけではなく、報酬として受け取れる仮想通貨の価値が変動すると、自分の収益リターンも変動するのです。

仮想通貨の価格動向によっては大きく利益を得られる可能性もある反面、取引のタイミングや相場の状況によっては、損失を被ることもある点を理解しておきましょう。

DAppsを利用するためには仮想通貨が必要

多くのDAppsでは、独自の仮想通貨を使ってサービスを利用したり、反対に報酬として仮想通貨を受け取ったりします。

基本的に円やドルなどの法定通貨を用いることはできないという点に注意しましょう。

仮想通貨を利用するためには、仮想通貨取引所で法定通貨から仮想通貨を購入するという手順が必要となります。

仮想通貨を購入する際は、安心・安全に利用できる国内の仮想通貨取引所利用が良いでしょう。

DMM Bitcoinは、シンプルな画面で初心者から経験者まで幅広い人に利用しやすい取引所なので、この機会にぜひチェックしておきましょう。

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DApps(ダップス)のまとめ

今回は、DApps(ダップス)の仕組みや特徴、メリット・デメリットなどについて解説しました。

この記事のまとめ
  • DApps(ダップス)はブロックチェーン上で構築された分散型アプリケーション
  • 中央管理者がいないため、透明性・セキュリティが高いという特徴を持つ
  • ゲームやDeFi(分散型金融)など多くの分野でDAppsが登場している
  • 取引が集中することで起きる「スケーラビリティ問題」はDAppsの課題の一つ
  • 今後はDAppsの認知度向上や業界の健全な発展が期待される
  • DAppsの利用を始めたいならDMM Bitcoinなどの国内取引所をチェックしよう

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豊富な仮想通貨を取引することが可能なので、いくつかの仮想通貨に分散して投資をしたいという人にも向いているでしょう。

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