初心者におすすめのFX通貨ペアを紹介!選び方や特徴も徹底解説

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InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

FX取引を行うに当たり、最初に決めなくてはならないのが「通貨ペア」です。

通貨ペアにはたくさんの種類があり、選び方によってはリスクもあります。

そのため、どの通貨ペアを選択するかはFX取引における重要な問題です。

しかし口座を開設したて人の場合、「数が多すぎてどれにしたら良いか分からない」「そもそも通貨ペアって何なの?」といった疑問を持つ事もあるでしょう。

そこで本記事では、代表的な通貨ペアやそれぞれの特徴、選び方などについて詳しく解説していきます。

この記事で分かること

・通貨ペアとは、FX取引を行う2つの国の通貨の組み合わせ
・通貨にはメジャー通貨とマイナー通貨がある
・マイナー通貨はハイリスクハイリターンのため初心者は要注意
・通貨ペアや業者によってスプレッドやスワップポイントに違いがある
・有利な条件でFX取引をするなら「GMOクリック証券」が最適

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目次

通貨ペアとは?

FX取引では2つの国の通貨を売買する事で、利益や損失が生じます。

例えば「米ドルを売って円を買う」というように、必ずセットとなる通貨があります。

この2つの通貨の組み合わせを「通貨ペア」と言い、取引においては最初に決めるべき重要な要素です。

FX業者ごとに扱っている通貨ペアの数や種類には違いがあります。

特定の通貨ペアで取引したい場合、口座を開く前に確認が必要です。

決済通貨と基軸通貨とは

通貨ペアの表記は「USD/JPY」(米ドル/円)のように「/」で区分けされています。

この時、左側にある通貨を「基軸通貨」と言い、右側にある通貨を「決済通貨」と言います。

両者は「左側の通貨(基軸通貨)を売買するため、右側の通貨(決済通貨)を使う」という関係です。

つまり、基軸通貨を1単位売買するのに、決済通貨でいくらかかるか?という事。

例えば

「USD/JPY」が110円なら、1ドルを売買するのに110円かかるという意味になります。

「USD/JPY」で1ドルを買えば口座から110円が減り、1ドルを売れば口座に110円が入ります。

なお、一般的に基軸通貨と言うと、国際的に信用性が高くて貿易などで使われる米ドル、ないしそれに準じるユーロ等を指しますが、FX取引で使う基軸通貨にはそうした縛りはありません。

たとえ信用性が低い通貨でも、売買の対象であれば基軸通貨になります。

メジャー通貨とマイナー通貨とは

世界にはたくさんの通貨がありますが、その信用度や流通量には大きな格差があります。

FXで取引される通貨では、これらを「メジャー通貨」と「マイナー通貨(エキゾチック通貨)」という2種類に分別しています。

そして実際に取引できるのは、「メジャー通貨同士」「メジャー通貨とマイナー通貨」という2つの組み合わせです。

メジャー通貨:世界の中で大きな取引量を持ち、流動性も高い通貨を指します。

その中でも取引量が極めて多い3つの通貨、米ドル・ユーロ・円は「世界三大通貨」とも呼ばれ、その他、ポンド・豪ドル・スイスフランなど発行元の国が安定している国の通貨が含まれます。

区分の規定に絶対的な定義はありませんが、一般的にはここまでがメジャー通貨として認められていると言えるでしょう。

マイナー通貨:メジャー通貨と比べて取引量や流動性が低い通貨です。

代表的な通貨は、トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドなど。

マイナー通貨は発行する国の安定度が低く、価格も不安定がちな代わりに、高金利な事が多いのが特徴です。

スワップポイントの活用も狙い目でしょう。

しかし相場が安定せず、急激な値動きによって大きな損失を出してしまう危険もあります。

ストレート通貨とクロス通貨とは

先ほど、通貨には「メジャー通貨」と「マイナー通貨」があると言いましたが、通貨ペアの形態にも「ストレート通貨」と「クロス通貨」という2つの種別があります。

ストレート通貨:別名「ドルストレート」とも呼ばれ、米ドルを軸にして取引される通貨ペアを指します。

ペアの相手がメジャー通貨かマイナー通貨かは問いません。

「米ドル/円」をはじめ「ユーロ/米ドル」「米ドル/豪ドル」「NZドル/米ドル」、あるいは「米ドル/トルコリラ」「メキシコペソ/米ドル」など、全てが「ストレート通貨(ドルストレート)」です。

クロス通貨:「ユーロ/豪ドル」「NZドル/英ポンド」など、米ドルが含まれない通貨ペアを指します。

「ユーロ/豪ドル」「NZドル/英ポンド」などが該当します。

またクロス通貨の中で「円」が含まれる通貨ペアを「クロス円」と言い、「豪ドル/円」「ユーロ/円」「ポンド円」などがクロス円にあたります。

クロス通貨には米ドルを含まないと言っても、実際の取引にはドルが介在します。

例えば英ポンド/円の場合、英ポンドと円を直接売買するのではなく、「まず円を売って米ドルを買う。そして米ドルを売って英ポンドを買う」という2段階になるのです。

そのため実際のレートは、米ドル/円と英ポンド/ドルの2つをかけ合わせたものになります。

2つの取引がクロスしている事から、これらの通貨ペアをクロス通貨と呼ぶのです。

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メジャー通貨×メジャー通貨の特徴

「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」などメジャー通貨同士の通貨ペアは、流通量が多く、相場が安定しているのが特徴です。

取引に必要な情報も豊富に入手できるので、初心者にもおすすめ。

コスト(スプレッド)が安いため、短期間に取引を繰り返すデイトレードなどにも向いています。

このようなメジャー通貨同士の取引では、スプレッドの安さが決め手。

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マイナー通貨×メジャー通貨の特徴

通貨ペアのいずれかがメジャー通貨で、片方がマイナー通貨の場合、メジャー通貨同士に比べると、流通量や相場の安定感に欠ける傾向となります。

その分、メジャー通貨同士にはないチャンスがあるとも言えますが、初心者の場合は先にメジャー通貨同士のペアで経験を積んだ方がおすすめです。

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取引量が多い通貨ペアランキング

では実際に世界で多く取引されている通貨ペアを見てみましょう。

いずれも初心者にも馴染みのある国の通貨で、値動きも安定しています。

EUR/USD (ユーロ/米ドル)

ともに世界有数のメジャー通貨同士のペアです。

取引量は非常に多く、ボラティリティ(1日の変動率)も抑えられているので、初心者でも取引しやすい通貨ペアだと言えます。


トレンドが発生すると流れが続く傾向にあり、値動きはヨーロッパの時間帯になると活発になるのが特徴です。

EUR/USDは米国およびヨーロッパという2大経済圏を代表する通貨であるため、それらの地域の情勢が為替レートに影響を与えます。

特に欧州中央銀行(ECB)と米国連邦準備制度理事会(Fed)が設定する金利に変動があると、高い方の通貨の需要が高まります。

USD/JPY (米ドル/日本円)

日本人にとって最も馴染みのある外国通貨である米ドルと円の組み合わせは、誰にとっても分かりやすいものでしょう。

国内においては最も取引されており、世界的にも取引量が多い通貨ペアです。

スプレッドも安く、FX業者のほとんどで最も狭くなっています。

スワップポイントも高い傾向にあり、日本・欧州・米国の各市場で活発に取引されているので、好きなタイミングで売買しやすいのもメリットです。

EUR/USDと同様、トレンドが出ると持続しやすく、値動きはロンドン市場やニューヨーク市場が開く、日本時間の夕方から夜以降に活発になります。

USD/JPYは米国と日本の情勢が為替レートに影響を与えます。

特に米国の金利や、雇用統計など定期的に公表される公的データにより、相場が急変する事があります。

GBP/USD (英ポンド/米ドル)

金融拠点として存在感を持つ英国のポンドと、世界最大の経済大国である米国のドルによる通貨ペアです。

英ポンドは一定の取引量を持ちますが、ユーロや円に比べると値動きが激しくなる事があります。

そのため高い利益率が得られる可能性もありますが、同時に損失を出す危険もあります。

GBP/USDは英国と米国の情勢が為替レートに関係し、特にFedやイングランド銀行(BoE)が設定する金利は大きな影響を与えます。

AUD/USD (豪ドル/米ドル)

オーストラリアが発行する豪ドルと米ドルの通貨ペアです。

豪ドルは、ユーロや英ポンドに比べると一般的な知名度は高くありませんが、FX取引においてはメジャー通貨として、多くのFX業者が取引を提供しています。

AUD/USDではオーストラリア準備銀行(RBA)とFedが設定する政策金利の差や、オーストラリアでは金属や鉱物などの輸出がGDPの大部分を占めるので、それらの価値が市場で下がると豪ドルに影響を与えます。

USD/CAD (米ドル/カナダドル)

米ドルと、カナダが発行するカナダドルとの通貨ペアです。

ともに北米大陸で時差が少ないため、両国の市場が開いている時間帯に集中して取引が活発化します。

日本時間では夜中になるので、取引においては注意が必要です。

USD/CADでは政策金利の他、カナダの輸出の中で多額を占める石油の価格が、カナダドルに影響を与えます。

石油は米ドルで決済されるため、価格が上がるとカナダは米ドルをより多く獲得でき、カナダドルを上昇させる要因になります。

また時差が少ないため、雇用統計などの発表が同時刻になる事があり、他の通貨ペアよりも値動きが激しくなる可能性もあります。

少額から始められる「GMOクリック証券」なら、世界で多く取引されている通貨ペアを気軽に取引できます。

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人気の高金利通貨ペアランキング

通貨ペアの評価においては政策金利の差が大きな影響を持ちます。

そこで政策金利が高い通貨を「高金利通貨」と称しており、メジャー通貨では豪ドルやNZドルが該当します。

また最近ではマイナー通貨である南アフリカランド・メキシコペソ・トルコリラなども人気が高まっている通貨です。

ただこれらの国は先進国と異なり経済の安定性が低く、収集できる情報も少なくなりがちです。

通貨としても流通量が少ないので、値動きが激しくなる事もあり、初心者は注意が必要です。

南アフリカランド/円

南アフリカ共和国が発行する南アフリカランドと日本円の通貨ペアです。

南アフリカランドは価格の変動が大きいため、ハイリスク・ハイリターン型の取引に向いています。

また金利が高いため、円との金利差を生かしたスワップポイントを狙いたい人にもおすすめです。

一方、南アフリカ共和国は成長国とは言え経済や金融の安定性に欠け、失業率も高いなどの難点から、価格が急落するリスクがあります。

また南アフリカの主要産業である金やダイヤモンド、プラチナ、鉄鉱石などの市場価格、さらにそれらの主要な貿易国となる中国の状況も大きく関わってきます。

メキシコペソ/円

メキシコが発行するメキシコペソと日本円の通貨ペアです。

メキシコペソは南アフリカランドと同じく高金利で、スワップポイントが期待できます。

メキシコは麻薬の密売や不法移民問題などを抱えていますが、天然資源に恵まれており、石油や鉱業などの輸出で経済の基盤は安定しています。

そのためメキシコペソも一定の信用性を保っており、金利と安定性のバランスを備えた通貨と言えるでしょう。

またメキシコは米国に接しており、経済的にも輸出先の約80%を占めるなど深い関わりがある事から、メキシコペソの価格は米国の影響を大きく受けます。

トルコリラ/円

トルコが発行するトルコリラと日本円の通貨ペアです。

トルコは経済成長率が高く、また政策金利も8.00%(2023年4月時点)と他国に比べてもひときわ高い事から、スワップポイント狙いの投資家に人気です。

トルコリラ自体はここ数年で価値が下降しており、近年は最安値で横ばいしている状態です。

反面、ドルやユーロと比べて約1/10と安い事から、取引に必要な証拠金も少なくて済むというメリットもあります。

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通貨ペアを選ぶ際のポイント

FX初心者にとって最初の関門は通貨ペアを選ぶ事です。

そこで知っていて欲しいのは、取引する通貨ペアは少数、できれば1つに絞る事です。

取引に慣れていないうちから複数の通貨ペアを扱うのはおすすめ出来ません。

まずは1つ、あるいはごく少数の通貨ペアで取引経験を積み、そこで勝てるようになったら他の通貨ペアに手を広げて行くようにしましょう。

ここでは多くの人に当てはまるであろう一般的な選び方を、いくつか紹介していきましょう。

取引量が多い通貨ペアを選ぶ

各通貨ペアの説明でも書いてきたように、取引量と通貨ペアの安定性には強い相関関係があります。

取引量が多くなればなるほど流動性が高くなり、価格変動が穏やかになります。

また常に多量の取引がある事で「買いたい時に買える」「売りたい時に売れる」結果となります。

これは意外と大事な要素で、買いたい時や売りたい時に、希望通りの取引が出来ない事は大きなリスクです。

例えば「買いたい」と思っても、その書い注文と見合うだけの売り注文がないと、取引は成立せずに価格がどんどん上がり、大きな損失を出してしまう危険もあるのです。

世界的に取引量が多いのは主に米ドルがペアとなった組み合わせで、USD/JPY(米ドル/日本円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(英ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、USD/CAD(米ドル/カナダドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)などが該当します。

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

FX取引では、通貨ペアを売る価格(Bid)と買う価格(Ask)に差額があり、この差を「スプレッド」と言います。

差額は取引する側が負担するので、利益を出しやすくするにはスプレッド幅が小さい(スプレッドが狭い)通貨ペアを選ぶ事が大切です。

例えば

買いが101円、売りが100円の通貨ペアの場合、スプレッドは差額の1円になります。

101円で買って即座に100円で売ると、取引する側は1円の損失、各業者は1円の利益を得ます。

しかしスプレッド幅が大きい場合、例えば買いが110円で売りが90円の通貨ペアでは差額は20円となり、取引側の負担が大きくなります。

当然、スプレッドが狭い通貨ペアを選んだ方が有利です。

またスプレッドはFX業者ごとに設定が異なる他、相場に急激な変化があると変動する事もあります。

取引口座を選ぶ際にも重要な指標になるでしょう。

証券会社ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
GMOクリック証券0.2銭0.5銭0.9銭0.6銭0.7銭
松井証券のFX0.2銭 ※10.5銭 ※20.6銭 ※20.4銭 ※21.2銭 ※2
LINEFX0.2銭0.3銭0.5銭0.3銭1.2銭
auカブコムFX※30.5銭1.0銭0.6銭2.2銭
外為オンライン0.9銭1.9銭3.4銭3.2銭3.6銭
SBIFXトレード
0.09銭0.3銭0.69銭0.38銭0.9銭
2023年8月22日現在 各社HP調べ
スプレッドは原則固定
※1 ~1,000通貨の注文の場合・2023年8月24日時点
※2 ~10,000通貨の注文の場合・2023年8月24日時点
※3 USDJPYのスプレッドは広告表示対象外

スワップポイントの高さで選ぶ

スワップポイントは、ペアとなった通貨の間に金利差がある場合、ポジションを保有したまま日をまたぐと発生するポイントです。

高金利通貨を買いポジションで保有しているとプラスになり、売りポジションで保有するとマイナスになります。

スワップポイントを活用すると、売買をしなくてもポジションを持っているだけで利益を出せます。

しかしそうした通貨は暴落する可能性もあり、リスクがないわけではありません。

高金利通貨として代表的なのは、先ほど紹介した南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラなど。

また英ポンド/仏フランもスワップポイントが高く設定されている事の多い通貨ペアです。

またスプレッドと同様、スワップポイントも時期や業者によって違いが出るので、それぞれの特徴をよく見て自分にあった環境を探しましょう。

証券会社ドル/円ユーロ/円ポンド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円南アフリカランド/円
GMOクリック証券212円/-236円136円/-176円236円/-262円28円/-34円11円/-24円12円/-13円
松井証券のFX216円/-243円115円/-171円243円/-272円24円/-34円8円/-15円11円/-19円
auカブコムFX非公開非公開非公開非公開非公開非公開
外為オンライン199円/-213円121円/-139円243円/-279円30円/-40円10円/-15円10円/-15円
SBIFXトレード216円/-245円121円/-146円254円/-279円21円/-29円7円/-14円8円/-10円
「買い売り」 2023年8月24日現在 各社HP調べ

ドルストレートを選ぶ

ドルストレートは、米ドルを軸にして直接取引される通貨ペアです。

これらの通貨ペアには3つの理由で優位性があります。

まずはなんと言っても世界で最も安定している通貨は米ドルであるという事。

米ドルは世界中で基軸通貨として扱われ、流通量や取引量は他の通貨を圧倒しています。

価格も安定しており、信頼性が抜群です。

価格が安定しているという事は、過去のチャートから未来を予測するテクニカル分析も当てはまりやすい結果となります。

このようにして、米ドルに関する情報は他の通貨以上に各方面から集まります。

情報が少ない通貨の場合、想定外の環境変化や激しい値動きに見舞われる危険もありますが、米ドルではそうした不安が軽減されます。

そして「ストレート」が持つ意味である、直接取引が3つ目のポイントです。

米ドルを挟んで取引される「クロス」では、対象の通貨ペアに加えて米ドルや米国についても分析や考察をしなければなりません。

基軸通貨である米ドルや世界の中心である米国の動向は、世界に対して大きな影響を与えるからです。

つまりクロスの場合、通貨ペアに米国を加えた3ヵ国の情報が必要です。

それに対しドルストレートでは、よりシンプルな分析で済み、相場の値動きが読みやすくなります。

自分に合った通貨ペアを選ぶ

いくつかのポイントで通貨ペアの選び方を紹介してきましたが、最終的には自分に合ったものを選ぶ事を心がけましょう。

「誰でも勝てて一番稼げる通貨ペア」などというものは存在しません。

どの通貨ペアにも特徴があるのでどのような取引のスタイルで、どのように利益を出していくかによって、様々なパターンがあります。

・短期に数多くの売買を行い、少額の利益を確定させて積み上げていくのか                    ・長期で保有して含み益を積み上げていくのか。                                                   ・安定した通貨ペアで確実に利益を求めるのか、高金利通貨でハイリスクハイリターンを求めるのか。        ・価格が大きく動くトレンド相場を狙うのか、一定の幅で上下するレンジ相場を狙うのか。

いきなり取引をするのではなく、まずはデモモードで取引をシミュレーションするのもおすすめです。

様々な観点で通貨ペアを選んだら、次はスプレッドやスワップが業界最高水準の「GMOクリック証券」公式サイトをチェックしてみてください。

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FX取引におすすめの証券会社

今やネットで簡単にできるFX取引ですが、いざ口座を作ろうと思うと数が多すぎて選ぶのが大変です。

ここでは特に初心者に向け、取り扱っている通貨ペアの数や、スプレッドやスワップの幅などから、おすすめの業者を5つ紹介いたします。

GMOクリック証券

GMOクリック証券Top
通貨ペア数20種類
スプレッド米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.5銭
ポンド/円:0.9銭
スワップポイント米ドル/円:206円/-219円
南アフリカランド/円:17円/-20円
メキシコペソ/円:11円/-24円
最小取引単位1000通貨(南アフリカランド/円とメキシコペソ/円では1万通貨)
詳細公式ページ
スプレッドは原則固定

GMOクリック証券は、業界でも最も狭い水準のスプレッド、高いスワップポイント、初心者でも使いやすい取引ツールを揃えています。

人気もさることながら、素晴らしい実績を残しています。

マイナー通貨だけでなく、ユーロや英ポンドのスワップポイントも高めに設定されているのもメリットです。

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松井証券のFX

通貨ペア数20種類
スプレッド米ドル/円:0.2銭 ※~1,000通貨の注文の場合・2023年2月1日時点
ユーロ/円:0.5銭 ※~10,000通貨の注文の場合・2023年2月1日時点
ポンド/円:0.6銭 ※~10,000通貨の注文の場合・2023年2月1日時点
スワップポイント米ドル/円:204円/-218円
南アフリカランド/円:11円/-19円
メキシコペソ/円:8円/-15円
最小取引単位1通貨
詳細公式ページ

松井証券のFXの特徴は、ごく少額から取引できる事です。

一般的には1000通貨や1万通貨が最低量ですが、松井証券FXなら1通貨から取引できます。

またレバレッジが自分で設定できるので、よりリスクを把握しながら投資が可能です。

運営会社も日本の代表的な証券会社「松井証券」ですので安心して取引することができます。

\100円から取引できる!/

auカブコムFX

auカブコムFX Top
通貨ペア数13種類
スプレッド米ドル/円:スプレッド表示停止中
ユーロ/円:0.5銭(100万通貨まで)
ポンド/円:1.0銭(100万通貨まで)
スワップポイント非公開
最小取引単位1,000通貨
詳細公式ページ

auカブコムFXの運営は三菱UFJフィナンシャルグループの証券会社です。

信頼性は抜群で、三菱UFJ銀行の日本橋中央支店なら送金手数料もかかりません。

システムトレードで自動取引ができ、auカブコム証券で保有した株や投資信託の一部をFXの証拠金として使えるなど上級者にもおすすめです。

ワンランク上の取引を目指すなら「auカブコムFX」公式サイトをチェックしてみましょう。

外為オンライン

外為オンライン トップページ
通貨ペア数26種類
スプレッド米ドル/円:0.9銭
ユーロ/円:1.9銭
ポンド/円:3.4銭
スワップポイント米ドル/円:199円/-222円
南アフリカランド/円:10円/-15円
メキシコペソ/円:10円/-15円
最小取引単位1,000単位(miniコースの場合)
詳細公式ページ

外為オンラインは手厚いサポートが売りです。

まだFX取引をした事のない初心者や、より高度な取引をしたい経験者向けのセミナーを開催しており、基礎から勉強する事が出来ます。

システムトレードにも対応しているので、初心者からベテランになるまで安心して使い続けられます。

トレーダーとして成長したいなら「外為オンライン」公式サイトをチェックしてみてください。

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SBIFXトレード

SBI FXトップ
通貨ペア数34種類
スプレッド米ドル/円:0.09銭
ユーロ/円:0.3銭
ポンド/円:0.69銭
スワップポイント米ドル/円:216円/-225円
南アフリカランド/円:8円/-10円
メキシコペソ/円:7円/-14円
最小取引単位1通貨
詳細公式ページ

SBI FXトレードはSBIホールディングスグループ傘下のFX事業です。

通常のFX会社では1000通貨から1万通貨が最低取引額となりますが、SBIFXトレードでは業界最小1通貨から取引することができるので少額から始めたい初心者の人におすすめです。

SBIFXトレードでは積立FXが利用可能で、豊富な9種類の通貨を自動購入でコツコツ積立できます。

スプレッドは米ドル/円:0.09銭と業界最狭水準を提供しているためコストを抑えた取引が可能です。

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通貨ペアに関するQ&A

では最後に、通貨ペアに関してよくある質問に答えていきましょう。

長期投資をする場合におすすめなのは?

一般的にFX取引は、デイトレードなど短期間での売買を繰り返して利益を増やすイメージがありますが、長期的に保有するスタイルもあります。

その場合、一般的に重要視される通貨の流通量やスプレッドの幅には、それほど拘る必要がありません。

長期投資で目指すのは、通貨の値上がりに加え、保有する事で発生していくスワップポイントで利益を増やす事です。

スワップポイントで利益が取れるのは、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円など高金利通貨とのペア。

問題になるのは通貨の暴落リスクや、逆張りをした場合にはスワップポイントがマイナスになり、損失が積み重なってしまう事です。

適切に情報を収集し、価格変動などを踏まえて取引量を調整するなどの対応が必要です。

通貨ペアの表記を教えてください

FXで取引する通貨にはアルファベット3文字の略称があります。

表記がそれしかないと、どの通貨か分からなくなる人もいるかもしれません。

代表的な通貨の表記は下記の通りです。

通貨ペアの表記

米ドル USD
ユーロ EUR
日本円 JPY
ポンド GBP
豪ドル AUD
NZドル NZD
フラン CHF
カナダドル CAD
トルコリラ TRY
南アフリカランド ZAR
メキシコペソ MXN

多くの通貨ペアを揃え、短期から長期まであらゆるFXに取引できるのが「GMOクリック証券」です。

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通貨ペアの選び方まとめ

FX取引における通貨ペアの選び方について、ご紹介をしてきました。

初心者の場合、取引量が多くて安定した値動きの「米ドル/円」で経験を積み、慣れてきたら他のストレート取引や、高金利通貨を含むクロス取引に挑戦するのがおすすめです。

短期だけでなくスワップポイントを活用した長期保有を試す価値もあるでしょう。

通貨ペアの選択に当たっては、関心を持って対象の通貨や国の情報を集められるか、自分のトレードスタイルに合っているか、安定性やリスクは許容できる範囲か、などが判断材料になります。

FX取引ではスプレッドやスワップポイントが有利なFX業者を使う事が重要です。

いずれも業界最高水準の「GMOクリック証券」なら安心して取引ができるので興味がある方は、ぜひGMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。

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