VIX(恐怖指数)とは?今後の見通しや投資方法をご紹介

VIX

金融の世界では株式市場が荒れる兆候として”VIX” という指数が引き合いに出されることが多いです。

VIXは別名”恐怖指数”と呼ばれており市場参加者が不安を感じる際に指数が大きくなり、逆に安定しているときに小さくなります。

つまりVIX指数を知ることで、他の市場参加者の方向感を検知・予測することが可能になります。

またVIXに連動するETFなどの投資商品も存在しています。

このページではVIXの特徴とVIX指数への投資効率を最大化するCFD取引についても解説を行います。

ぜひ最後まで読んで投資の参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • VIXはS&P500指数のオプション価格のボラティリティを表した指数で市場参加者の不安を反映する
  • VIXに連動するETFに投資することで市場の安定/急変といった市場の将来に投資できる
  • 米国市場は今後FRBのテーパリングや利下げ・増税といった波乱要素が見込まれVIXも大きく変動しうる
  • VIX投資には現物取引とCFD取引に2種類がある
  • 現物取引ではネット証券で国内最大手のSBI証券がおすすめ!
  • CFD取引を活用して少ない資金で効率的にVIXに投資したいならCFD世界最大手のIG証券がおすすめ!

VIXに連動する商品へ投資をするなら現物取引ではSBI証券、CFD取引ではIG証券がおすすめです。

VIXへの理解を深め、投資の選択対象を増やしていきましょう。

IG証券 ノックアウトオプション

現在、Invest Navi限定のタイアップキャペーンが実施されています。

なんと、今大人気の投資手法である「ノックアウトオプション」の手法に関する完全ガイドを無料でプレゼントされます。

残念ながら、こちらのキャンペーンは当サイトからの申し込み限定となっています。

まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にIG証券で口座開設を行ってみてください。

\ 今だけ最大5万キャッシュバック/

目次

VIX(恐怖指数)とは?

まずVIXの概要について解説していきます。

VIXはVolatility Indexの略ですが正式名称はCBOE Volatility Indexで、シカゴのオプション取引所が算出する指数です。 

S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを表しており、市場参加者の不安を反映するため別名”恐怖指数”とも呼ばれています。

市場参加者の不安を反映する恐怖指数

後述の通り、VIXはオプション取引のボラティリティをもとに計算されています(詳細後述)。

指数が20を超えると、市場参加者は不安に感じている(市場がボラタイルである)とされています。

逆に20未満の時は、市場参加者は心理的に安定していると考えられます。

指数が上昇し20付近に近づくと、近いうちに大きな下落があるのではと市場では警戒感が高まります。

米国S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ指数

VIXはS&P500指数先物オプション取引インプライドボラティティをベースに計算されています。

S&P500指数は米国を代表する株式指数のひとつで、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場する企業のうち代表的な500社の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。

オプション取引とはデリバティブ取引の一種で、対象となる資産を特定のタイミング・価格(権利行使価格と呼ばれます)で売ったり買ったりすることができる権利のことです。

インプライドボラティリティとは日本語では予想変動率を意味する言葉で、将来のボラティリティを意味します。

VIXは満期まで30日前後のコール(買い)・オプションおよびプット(売り)・オプション価格から計算していますので、約一か月後の株式市場がどの程度変化しうる(と市場参加者が考えている)かを表す指数であると言えます。

S&P500は米国の株式市場ひいては米国や世界の市場を代表する指数であることから、この指数のインプライドボラティリティをチェックすることで、市場参加者が米国や世界の市場にどの程度の安心感を持っているかが分かるのです。

なお個別の株を対象とするオプション取引ではなく、S&P500という指数を対象とするVIXの性質については「難しい…」と感じる方も多いかもしれません。

指数オプション取引では満期日に実際に500銘柄の株式を売ったり買ったりするわけではなく、清算価格(≒満期日時点の時価)と呼ばれるものと権利行使額の差額が決済されます。

オプション取引については以下の記事もご参照ください。

\ 今だけ最大5万キャッシュバック/

VIX(恐怖指数)の推移と特徴

では、VIXのこれまでの推移とその特徴について確認していきます。

下のチャートは過去15年程度のVIX(青色)とS&P500指数(オレンジ色)の動きを表しています。

VIX チャート
引用:TradingViewの提供チャート

これまでの解説の通り、S&P500の株式指数が大きく下落した局面でVIXが上昇していることが分かります。

この間でVIXが「恐怖」の目安といわれる20を超えたのは、以下の4つの局面でした。

  • 2008年以降の金融危機:サブプライムローン問題やリーマンショック破綻
  • 2011年の欧州ソブリン危機:ギリシャ、アイルランド、ポルトガル等の財政危機
  • 2015年のチャイナショック:中国の経済成長減速をきっかけとする世界同時株安
  • 2020年のコロナショック:COVID-19の感染拡大と行動規制による世界同時株安

2020年3月のコロナショック以降はVIXは概ね下落傾向にあったものの、足もと(2021年7月)はデルタ株の世界的な感染拡大により株安になっておりVIXも20を若干上回っている状況です。

VIXの今後の見通し

次にVIXの今後の見通しについて述べていきます。

先ほどチャートで確認した通り、VIXはS&P500が急落したタイミングで上昇します。

もちろんボラティリティを表す指数ですので、急上昇する場面でもVIXは上昇するのですが、歴史的に株価は徐々に上がり急激に下げることを繰り返すため、ここでは株価急落リスクについて考えていきます。

S&P500を取り巻く要素としては主に以下点が挙げられます。

  • ↗ コロナからの回復 : 行動規制の期間中にたまった需要が顕在化する「ペントアップディマンド」
  • ↘ 金融政策の正常化 : FRBによるテーパリング(量的緩和の縮小)、利上げ
  • ↘ バイデン政権の増税: 富裕層への増税やキャピタルゲイン課税
  • ↘ デルタ株の感染拡大: インド、パキスタン、イギリスを中心に新規感染者数は増加中

コロナからの回復で実需が増えると見込まれるものの、金融政策の正常化やバイデン政権の増税により投資マネーが減速される可能性も考えられます。このような状況下で、市場の識者はどのような見通しを立てているのでしょうか。

米調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズは、下期も株高が継続すると予想し、同指数の年末目標を4300から4600に引き上げた。(中略)ファンドストラットの共同創業者兼調査責任者トム・リー氏は30日付のリポートで、上期の株価上昇率が大きければ、下期の上昇率も大きくなることが統計で示されていると指摘。1928年以降の上期の上昇率が13%以上の年の下期の上昇率の中央値は9%という。また、景気回復に弾みが付いてきているとし、さらにクレジットは力強く、金利も安定しているとした。営業レバレッジも見え始めているとし、上期はS&P500種採用銘柄の多くで利益が市場予想を上回ったと述べた。加えて米連邦準備理事会(FRB)の緩和的な姿勢の継続や、米ホワイトハウスによる新たな財政刺激策への取り組みも株価を支える要因になると語った。一方、7月は例年、株価が上下に振れやすくなると同氏は指摘。新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)の感染拡大も株価の上値を抑える要因になり得るという。

引用:IG証券 – 2021年7月1日 “S&P500の年末目標4600に引き上げ 7月は荒い値動きも—ファンドストラット”

ファンドストラットは、米国でもトップクラスに著名な株式ストラテジストのトム・リー氏が率いる独立系調査会社です。

トム・リー氏はデルタ株が米国株式市場に与える悪影響への懸念を抱いてはいますが、今後の市場の動きを楽観的に捉えているようです。

S&P500指数の見通しについては以下の記事もご参照ください。

VIX(恐怖指数)に投資する方法

ここまでVIXについて概要・推移・特徴について説明してきました。

それではVIXに対して投資を行いたい場合どのような投資方法があるのでしょうか。

ここからはVIXに投資する二つの方法とそれぞれの投資方法の特徴について解説していきます。

① VIX(恐怖指数)に連動するETFを現物購入で投資する

最もシンプルな方法はVIXをインデックスとするETFやETNに投資することです。

ETNはExchange Traded Noteの略ですが、概ねETFと同じものと考えていただいて問題ありません。

日本から投資する場合以下の銘柄が投資対象となります。

スクロールできます
Ticker商品名Long/Shortレバレッジ経費率
1552国際のETF VIX短期先物指数ロング1倍0.40%
1561国際のETF VIX中期先物指数ロング1倍0.40%
VXXiPath Series B S&P 500 VIX Short-Term Futures ETNロング1倍0.89%
VIXYProShares VIX Short-Term Futures ETFロング1倍0.87%
UVXYProShares Ultra VIX Short-Term Futures ETFロング1.5倍1.65%
SVXYProShares Short VIX Short-Term Futures ETFショート0.5倍1.38%
引用:Yahoo! Finance

このうち1552と1561は東証に上場されていますので、日本円で取引可能です。

VXXとVIXYは米国ETFになりますのでドルでの投資が必要となりますが、SBI証券楽天証券でも取り扱われている世界的にもメジャーな金融商品です。

UVXYとSVXYも米国ETFですがこれらはレバレッジの効いたETFとなっており、経費率も高めに設定されています。

特にSVXYについてはベア型のレバレッジETFであることから、S&P500と概ね相関して動くETFとなっています。

\ 国内株式個人取引シェアNo.1/

② VIX(恐怖指数)に連動するETFをCFD取引で投資する

現物取引の他にVIX連動ETFにCFD取引で投資することも可能です。

CFD(Contract for Difference)取引とは、”差金決済取引” を意味するデリバティブ取引の一種です。

IG証券 CFD

差金決済とある通り現物の受け渡しはせず、取引開始時と終了時の差額(=損益)のみをやり取りする取引です。

CFDのメリット・デメリットは以下の通りです。特筆すべきはその資金効率で、少なくとも証拠金(実際に動かすお金のおよそ20%)があれば取引が可能となります。

メリットデメリット
少ない資金で投資することができるレバレッジをかけるとリスクも大きくなる
売り(ショート)から入ることができる追証(追加証拠金)が求められる可能性がある

最も有名なCFD取引がFX取引になりますが、株や商品などの金融商品にCFD取引で投資することができます。

先物とは異なり期限なく取引できますが、長期保有で買い持ちする場合は約3%/年の金利がかかることに注意が必要です。

以下のネット証券会社では、CFD取引でVIXに連動する金融商品に投資できます。

VIX連動金融商品にCFD取引で投資できるネット証券
  • IG証券(英国系の老舗金融サービス業者の日本子会社)
  • サクソバンク証券(デンマークの金融機関の日本子会社)
  • GMOクリック証券(GMOグループのネット証券)

上にあげたネット証券の中でもIG証券はCFD専門の証券会社として世界23万人以上に利用されています。

IG証券は豊富な投資商品を揃えているので、CFD投資初心者におすすめのネット証券です。

\ 当サイト限定タイアップキャンペーン中/

VIX(恐怖指数)連動ETFに投資するメリット・デメリット

では、VIXに投資するメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。順番に見ていきます。

メリット① 株価が急落するタイミングで利益が上げられる

VIXはボラティリティを表す指数であるため、株価が急落する場面では大きなリターンを見込むことができます。

例えば2020年3月のコロナショックのタイミングでは、それまで15前後であったVIXが3倍以上の50まで急上昇しています。

VIXは株価ではなくあくまでオプションのボラティリティを反映するので、株価の騰落率以上に変動することが一般的です。

メリット② S&P500に連動するETFと併用すればリスクヘッジが可能

その一方で、株価が急落するイベントが起きないとき、つまり平時は徐々に値を下げる特性があります。

VIXはS&P500と概ね逆相関、つまり反対の動きをしますので、この両方を買うことで、平時ではVIXの逓減をS&P500の上昇でヘッジすることができるとともに、有事の際はS&P500の急落をVIXの上昇でヘッジすることも可能です。

ただし前述のように両者の騰落率には差がありますので、あくまでVIXの変動リスクを緩和するヘッジと考えましょう。

デメリット① 平時は下がり続けるため長期投資に向かない

上記の通り、VIXは株価急落イベントが無い間は徐々に値を下げる傾向にあります。

そのため、単純に現物を購入する(専門的にはロングポジションと呼ばれます)ような長期投資には向かないと考えられます。あくまで短期的な株価急落を見込む際に購入すべきと言えます。

ここで「現物の購入」と表現したことについては理由があり、ベア型(ショートポジション)のETFを購入することでイベントが起きない限り上昇し続ける投資を行うことが可能で、中・上級者の中にはこれをVIXショート戦略と呼び選好する人が一定数存在します。

デメリット② 先物型ETF特有の「コンタンゴ」で価値が減少していく

上述の通り、VIXはオプション取引のボラティリティを表す指数ですが、ETFの中にはVIX先物を参照している先があります。

VIX先物は概ね1か月後の先物を購入するのですが、満期が近くなると反対売買で当初の先物を解消するとともに新たな先物を購入することになります。

ここで注意したいのは、同じVIXの先物であっても残存期間が長いもの(期先物と呼ばれます)よりも短い物(期近物)のほうが値段が安くなることがあるということです。この状態のことをコンタンゴと呼びます。

つまりコンタンゴの状態では先物の満期が近付くたびに高いものを買って安いものを売ることになるので、この差額がETFの基準価額を少しずつ押し下げていくのです。

ちなみにコンタンゴとは反対に、期近物が期先物よりも高い状態のことをバックワーデーションと呼びます。

VIX(恐怖指数)投資におすすめの証券会社

「実際にどの証券会社でVIX連動商品を取引したら良いのかわからない…」とお困りの方向けに、VIX連動商品投資におすすめのネット証券会社をご紹介します。

現物取引とCFD取引のそれぞれの投資方法でおすすめのネット証券を一社取り上げます。

現物取引ではSBI証券がおすすめ!

SBI証券トップページ
名称
SBI証券
取扱銘柄の種類
国内個別株・外国個別株・投資信託・FX・債券・先物・オプションなど
取扱銘柄数
3,600銘柄以上(海外ETF120種類)
詳細
公式ページ

VIX連動ETF/ETNへの現物投資を始めたい方は、手数料が安くNISAに対応しているSBI証券がおすすめです。

SBI証券は口座開設数No.1のネット証券会社で、300種類以上の海外ETFを取り扱っています。

圧倒的な取引高と手数料の安さが魅力のSBI証券で、VIX連動ETF/ETN投資にトライしてみてはいかがでしょうか。

\ 国内株式個人取引シェアNo.1/

CFD取引ではIG証券がおすすめ!

IG証券-トップページ
名称
IG証券
取扱銘柄の種類
FX・株価指数CFD・株式CFD・商品CFD・バイナリーオプション・ノックアウトオプションなど
取扱銘柄数
17,000以上のCFD銘柄
詳細
公式ページ

VIX連動ETF/ETNのCFD取引を始めたいと思っている方には、CFD取引で世界最大手のIG証券がおすすめです。

初回入金額のしばりがないうえにサクソバンクでは設定されていない “ノックアウトオプション” が利用できるため、少額取引が可能で短期間で効率的に利益を出せる可能性があります。

ノックダウン・オプションでは取引対象の価格が設定した価格に達すると自動的に決済(ノックアウト)されます。

ほかにもスプレッドが業界最低水準に設定されていることや、スマホ・タブレット・PCのそれぞれに特化した取引ツール・”IGアカデミー” という無料のオンライン投資学習プログラムが用意されている点も魅力的です。

親会社のIGグループはロンドン証券取引所に上場しており、FTSE250指数にも採用されている老舗の金融サービス会社です。

金融商品業者として厳しい規制を受けており証拠金は三井住友銀行に分別管理されているため、万が一IG証券が破綻した場合でも証拠金はされます。

さらに現在は口座開設+取引で5万円のキャッシュバックキャンペーンのほか、ノックアウトオプションの取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンも展開中です。

IG証券 ノックアウトオプション

また、現在Invest Navi限定でIG証券とのタイアップキャンペーンを行っています。

今話題の「ノックアウトオプション」に関する完全ガイドがもらえるお得なキャンペーンとなっていますので、ぜひこの機会にIG証券で口座開設を行ってみてください。

\ 当サイト限定タイアップキャンペーン中/

VIX(恐怖指数)今後の見通しまとめ

本記事ではVIXの基本情報やチャートの推移、メリット・デメリットや投資方法について解説してきました。

この記事のまとめ
  • VIXはS&P500指数のオプションのインプライドボラティリティを表す指数で20を超えると市場が不安定な状態
  • VIX連動のETFに投資することで市場の安定/急変といった市場の状態に投資することが可能
  • 米国市場は短中期的にはFRBのテーパリングや利下げ・政府の増税が見込まれVIX連動ETFも動く可能性がある
  • VIX投資には現物取引とCFD取引の2種類がありCFD取引なら売り(ショート)から入ることも可能
  • 現物取引では国内最大のネット証券であるSBI証券がおすすめ!
  • CFD取引を活用して資金効率を上げたい場合はCFD世界最大手のIG証券がおすすめ!

VIX連動ETF/ETNへ投資をするならCFD取引で世界最大手のIG証券がおすすめです。

この記事を読んでVIXに関する投資へ興味を持たれた方は、IG証券での取引にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

\ 今だけ最大5万キャッシュバック/

目次
閉じる