NFTアートとは?作り方/出品方法から販売/購入方法まで徹底解説!
数億円を超える取引で注目を集めているのが、今回ご紹介する「NFTアート」です。
2021年上旬には、有名タレントの香取慎吾さんがNFTアートを利用したチャリティプロジェクトを開始し、わずか1日で1万人の参加者を達成したことで大きな反響を呼びました。
さらに、2021年9月17日には弱冠8歳の少年が夏休みの自由研究として取り組んだNFTアート作品がなんと約240万円で購入され非常に話題となりました。
NFTアートには独自の売買プラットフォームが存在し、オリジナル作品の購入はもちろん、自分の作品を販売することもできます。
本記事では、そんな人気急上昇中のNFTアートの仕組みや特徴、作品を購入・出品する方法を解説していきたいと思います。
NFTアートについて興味がある・知りたいという方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
NFTアートの取引をするには基本的に仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)等の仮想通貨を購入する必要がありますが、まだ取引所の口座を持っていないという方はBitPoint(ビットポイント)チェックしてみてください。
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NFTアートとは
NFTアートについて理解する前にNFTから理解していきましょう。
そもそもNFTとは?
そもそもNFTとは「Non Fungible Token」の略で、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。
これを理解するには、「代替不可能」と「トークン」という2つの部分に分けて考える必要があります。
前半の「代替不可能」とは他で代用できないものであることは想像できると思います。
例えば、プロ野球選手のサイン入り野球ボールと普通の野球ボールはどちらも野球ボールであることには変わりませんが、持っている価値が全く違います。
一方で、「代替可能」とは私たちが普段使用している現金などが当てはまります。
1万円札紙幣はどの紙幣であっても必ず1万円という価値を持っているはずです。
こうした他のもので代用できるものを「代替可能」と称します。
ブロックチェーンの技術を用いて、この代替不可能と言う唯一無二の性質をデジタル資産に付与することができるようになったのです。
代替可能/不可能に関しては理解していただけたと思いますが、「トークン」という言葉には馴染みがない方がほとんどだと思います。
仮想通貨業界におけるトークンとは、既存のブロックチェーン技術を利用して作られた仮想通貨のことを指します。
(ブロックチェーンについて詳しく知りたい方は一般社団法人全国銀行協会の解説記事をご覧ください。)
例えば仮想通貨の代表例あるETH(イーサ)はイーサリアムブロックチェーンを利用しているため、仮想通貨と呼ばれトークンとは区別されることが多いです。
一方、NFTは既存のイーサリアムブロックチェーンを利用されることが多いため、トークンという言葉が使用されています。
トークンは主に以下3つの特徴を持っているとされています。
- 発行者・管理者がいる
- 個人・法人が発行可能
- 独自の価値付けが行われている
(参考:bitFlyer)
以上を踏まえるとNFTとは既存のブロックチェーン技術を利用して作られる代替不可能なデジタル資産であることが分かると思います。
もっと詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。
NFTアートとは?
NFTについて少し理解できたところで、次にNFTアートとは何なのかについて解説していきます。
NFTの説明を踏まえれば、NFTアートとはブロックチェーン技術を用いて作成される代替不可能なデジタルアートを指すことが分かると思います。
これまでもデジタルアートは数多く存在しネット上にたくさん転がっていましたが、簡単にコピー・改ざんすることができたため、資産価値はほとんど生まれていませんでした。
しかし、ブロックチェーン技術によってデジタルアートの偽造不可能な所有証明書を発行することが可能になり、デジタルアートに資産価値を生み出すようになりました。
そのアートの最初の所有者は誰か、またそのアートの所有者歴に関する情報を全て記録・確認することができるようになったのです。
作成されたNFTアートは簡単にオンラインのマーケットプレイス上で取引することができるようになり、かなり敷居が低いものとなりつつあります。
NFTアートの取引にはイーサリアム等の仮想通貨(暗号資産)が使われるため、仮想通貨が購入できる取引所で口座を保有しておく必要があります。
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NFTアートの特徴や仕組み
ここでは具体的NFTアートの特徴についてポイント毎に解説していきます。
唯一無二の価値が証明される
NFTアートにはブロックチェーン技術が用いられています。
ブロックチェーンとは多数の参加者に同一のデータを保持させることのできる仕組みであり、一部の参加者が不正な取引を行おうとしてもその仕組みが保たれ、改ざんや停止が非常に困難となっています。
先述した通り、ブロックチェーン技術を用いる事で改竄などの不正が難しくなっており、唯一性が確保されています。
よって、ブロックチェーンを基盤としたNFTアートには一つ一つのデジタル資産に対して所有者や真証性が付与されます。
NFTアートで取引されるのはすべてデジタルデータです。
しかし、従来のデジタルデータが容易にコピーできたことに比べ、NFTアートでは複製が非常に困難で、唯一無二の価値が証明できます。
誰でもNFTアートを売買できる
これまでのアートの売買は招待制となっていることも多く、誰でも気軽に参加できるとは言い難い状況でした。
しかし、NFTアートはオンラインで売買することができるため、NFTマーケットプレイスにログインすれば誰でも気軽にアートの売買に参加することができるようになりました。
さらに、作品出品に関するハードルもかなり低くなり、Adobe社製のPhotoshopやIllustratorを使えば、誰でもNFTアートを作成・出品することができるようになりました。
アーティストとしての知名度に関係なく出品することができるため、小学生が出品したNFTアートが数百万円という価格で落札されることもあります。
(参考:Business Insider)
アーティストに公平な報酬が支払われる
NFTアートの登場はアーティストの権利を守る上でも非常に有効とされています。
これまでのアーティストが生み出してきた作品は、2次流通市場でいくら転売されてもアーティストにお金が支払われる仕組みはありませんでした。
しかし、ブロックチェーンの技術を使用したNFTアートでは二次流通市場での取引に対して一定の報酬をアーティストに還元する仕組みを構築できるようになりました。
こうした仕組みの構築がNFTアートが一気に人気に集めている理由にもなっています。
また、2022年1月24日から販売される「手塚プロダクション」のNFTアートは、純売り上げの10%をユニセフおよび日本の子供たちに寄付する事を発表しており、高い社会貢献性も注目されているのです。
著作権や商用利用権は手に入らない
NFTアートはデジタル上のアートそのものに価値が与えられる仕組みですが、仮にNFTアートを購入しても著作権や商標利用権は手に入りません。
著作権法では、著作権を以下のように定義付けされています。
思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの
著作権法2条1項1号
NFTアートは唯一無二の希少性を高める仕組みであって、著作権や商標利用権は創作者から動く事はありません。
NFTはデジタルデータに一点物、またはオリジナルといった位置づけで、それに伴った価値を付けていくものとなる仕組みです。
ただし、追及権に似た仕組みは今後明確に整備されていくのではないかと言われています。
追及権
美術品が譲渡されていく過程で次第に価値が認められ、価値が上昇する作品の実態をお手本として、著作権者に対し作品の譲渡対価の一部を受領する権利を認める権利
(フランスなどでは法整備されている)
日本ではアート作品の売買動向を追及する事が難しい事から追及権が認められていないですが、ブロックチェーン上で管理されるNFTアートではこの仕組みが可能となるので、前述したように著作権や商標利用権を持つ創作者へ公平な報酬が支払われる仕組みが作られています。
NFTが売買されているマーケット
先述した通り、NFTを取引する場所は「NFTプラットフォーム」と呼ばれています。
現時点における主要なNFTプラットフォームは以下の4つです。
- コインチェック(Coincheck)
- LINE BITMAX
- OpenSea
- Rarible(ラリブル)
それぞれのプラットフォームについて詳しく解説します。
コインチェック(Coincheck)
コインチェックは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など計23種類の仮想通貨を売買できる日本を代表する取引所です。
2021年3月24日、コインチェックは同取引所で扱う仮想通貨とNFTを交換できる「Coincheck NFT」の提供を開始しました。
CoincheckのNFTマーケットはベータ版ということもあり、NFTアートには対応しておらず、特定のゲーム内で使用できる土地やカードのみを売買できる状況です。
2022年6月には、人気のNFTゲームThe sandboxの仮想通貨SANDを取り扱いスタートさせ、マーケットプレイス内で土地のLANDも気軽に入手できるようになっています。
- CryptoSpells
- The Sandbox
- NFTトレカ
- Sorare
- Meebits
- Joyfa
- Art Blocks
- Generativemasks
- Decentraland
- Otherside
- Moonbirds
- 3D Generativemasks
- ENS(Ethereum Name Service)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- NOT A HOTEL
- GENSOKISHI ONLINE
- SEKAINOOWARIKARA(世界の終わりから)
- キャプテン翼
- ANREALAGE(アンリアレイジ)
- OASIS COMMUNITY PASS(OCP)
仮想通貨取引所が運営するNFTプラットフォームは国内初で、画期的な取り組みと言えるでしょう。
LINE BITMAX
LINE BITMAXは、メッセージアプリのLINEを使って仮想通貨の取引ができる取引所です。
そんなLINE BITMAXでは、独自のNFTマーケットプレイスである「LINE NFT」が運営されています。
日本発のマーケットプレイスということで、出品されているNFTは国内で人気のコンテンツが多いです。
NFTを入手するには、LINE Payか独自通貨のフィンシア(FNSA)が必要となります。
独自通貨のフィンシア(FNSA)は、LINE BITMAXでのみ入手可能なので、まずはLINE BITMAX公式サイトにアクセスをして詳細を確認してみてください。
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OpenSea
OpenSeaは、世界最大のNFTプラットフォームです。
アカウントの登録から売買にいたる取引までの流れがシンプルで、誰でも簡単にNFTの取引に参加できる点が人気を底上げしています。
最大の魅力としては、初回の取引以外ではガス代(ブロックチェーン上の取引手数料)が発生しません。
取引の中心となっているのは外国人の方々ですが、先述した村上隆氏やせきぐちあいみ氏、UVERWorldのTakuya∞氏など著名な日本人の方々も過去に出品を行いました。
Rarible(ラリブル)
OpenSeaに次いで世界的に有名なNFTプラットフォームとして、Raribleが挙げられます。
Raribleの最大の特徴はUI(ユーザーインターフェース)がシンプルなことで、OpenSeaよりも簡潔にNFTの売買を行えます。
また、独自発行のトークンである「RARI」が使える点も特徴の一つです。
ただし、ガス代がやや高額に設定されているため、運用コストには注意しなければなりません。
上記のプラットフォームの中でも、特におすすめなのがコインチェックです。
「Coincheck NFT」を利用することで、円滑にNFTを入手することができます。
NFTアートの種類
NFTアートは大まかに分けて以下の2種類があります。
・一点モノタイプ
・コレクティブ
2つの違いについて詳しく見ていきましょう。
一点モノタイプ
一点モノタイプは、商品が1つしかない希少価値が高いNFTアートを指します。
有名な画家が描いた絵画のようなイメージで、本物であり知名度があればあるほど価値も高まる仕組みです。
一点ものの絵画などには、商品が本物であることを証明する鑑定書がありますが、NFT自体がすでに価値を証明する鑑定書のような役割を担っています。
ブロックチェーン上で厳格に管理が行われるため、例えデジタル上の商品であったとしてもレプリカや偽物に間違って価値がつくことはありません。
世界に1つしかないアートを購入する事から、価格も大きくなりやすいという特徴があります。
コレクティブ
コレクティブは、先ほど紹介した一点モノタイプとは違って複数のアートが商品となっています。
一点モノは、その名の通り数は1つしかない唯一無二のアートですが、コレクティブでは複数人が「テイストは共通しているけれど少しずつ細部(パーツの形、輪郭、背景の色など)が違う商品」を購入できます。
しかし、数には限りがあり「好評につき追加販売開始」というような、明らかに価値を下げてしまう行為が行われる事はありません。
さらにコレクティブには、数量に限りがあるだけでなく、以下のような定義があると言われています。
・コレクション性がある
・保有者のみが参加できるコミュニティがある
希少価値の高い商品を収集するコレクターが、デジタル上の商品を購入しているといったイメージです。
同じ商品が数量限定でNFTアートとして販売され、購入者のみが参加できるコミュニティへの参加権が与えられるものもあります。
NFTアートの例
ここでは実際にどういったNFTアートが出品されているのかについて、具体的な例を挙げながら見ていきましょう。
日本のNFTアートの例
NFTアートが世界で盛り上がる一方、日本ではまだ知名度が高いとは言えません。
しかし最近では、日本を代表するアーティストや企業などがNFTアートに注目し、独自の作品制作やサービス開発へと応用し始めています。
ここでは、日本のNFTアートの事例を5つご紹介します。
村上隆さんの「お花」
日本を代表するアーティスト村上隆氏は、2021年4月にOpenSeaにて、代表的なモチーフ作品である「お花(Murakami.Flowers)」を公開しました。
そのバリエーションは108種類にものぼり、世界中から注目されています。
「まずはやってみよう」の精神で取り組み始めたこともあり、現在はいったん出品を取り止め、出品戦略を再構築したうえで再びNFTに挑戦するようです。
シヤチハタの電子印鑑「NFT印鑑」
ハンコの老舗メーカーであるシヤチハタは、ケンタウロスワークスと早稲田リーガルコモンズ法律事務所と共同で、日本初のブロックチェーンを利用した電子印鑑システム「NFT印鑑」を開発しています。
印鑑の印影データをNFT化することで、印影と印鑑保有者の情報を統合し、固有性を持つ電子印鑑を作り上げようとしています。
本来、電子印鑑には印影を偽造されるリスクを抱えていましたが、データ改ざんの難しいブロックチェーン技術を用いることで解消が可能です。
手塚プロダクション公式NFTアート
「鉄腕アトム」や「火の鳥」といった数々の名作漫画を描いた、手塚治虫氏のプロダクションでもNFTアートの取り組みが始まっています。
貴重な漫画原稿をデジタルアートとして販売するといった試みです。
2021年12月にはその第一弾として「鉄腕アトム」が販売され、1点0.08ETH(約35,000円)が1000点全て1時間で完売する人気ぶりを見せました。
モザイクアートオークションでは1点落札価格が120ETHで、日本では過去最高の落札価格となったのです。
2022年1月24日には第2弾として「火の鳥」「ブラックジャック」が販売される予定で、売り上げの一部をコロナ禍で苦しんだ子供たちに寄付する方針を掲げています。
川崎ブレイブサンダースのカードゲーム「PICKFIVE」
B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチームである川崎ブレイブサンダースは、ブロックチェーン技術を活用したカードゲーム「PICKFIVE」を2021年4月27日から試験提供しました。
ゲームのプレイヤーは、試合が開始されるまでの間に活躍が予想できる選手カードを選び、試合後のスタッツ(個人成績)をスコア化して順位を競います。
選手カードそれぞれがNFT化され唯一性があるため、プレイヤー一人ひとりが別々のオリジナルカードを保有・交換できる仕組みです。
香取慎吾さんのNFTアートチャリティプロジェクト
著名タレントの香取慎吾さんは、2021年9月6日よりNFTアートを利用した「香取慎吾NFTアートチェリティプロジェクト」を開始しました。
これは、プロジェクトに参加し費用として3,900円を払うと「i enjoy!」をテーマに作成された壁画がNFTアートとして付与されるというものです。
そしてなんと、プロジェクト開始からわずか1日で参加者1万人という驚異の数字を達成しました。
これは異例の記録であり、各メディア及びアート業界からも大きな反響を呼んでいます。
日本でもNFTが浸透し始めたことを証明するような大きな出来事になったと言えるでしょう。
山古志村のニシキゴイNFT
2021年12月14日には、新潟県長岡市山古志の山古志住民会議より、錦鯉をモチーフにしたNFTアート「Colored Carp」が販売されています。
長岡市山古志は、積雪の多い豪雪地帯であるほか平な場所がほとんどない起伏の激しい地形です。
厳しい自然環境と共存してきた土地であり、世界中に愛好家がいる錦鯉の発祥の地としても知られています。
2004年時点では2000人以上の住民がいましたが、新潟県を襲った中越地震などの影響もあり、現在の人口は800人ほどと過疎化による地域存続の問題が深刻です。
今回発行されたNFTアートは、そんな存続の危機を救う地方創成を目的としたものです。
世界中に愛好家がいる錦鯉を活かして、Colored Carpを購入した方でのグローバルなデジタル関係の構築、デジタル住民専用のコミュニティで意見交換を行い、山古志地域の課題解決を目指していく方針を掲げています。
現実の社会には依存せず、独自の財源や社会制度を実現する事で、山古志地域の創成に役立てられるプロジェクトと言えるでしょう。
海外のNFTアートの例
一方で、海外ではNFTアートが高額で取引されるケースが多数存在します。
ここでは、海外のNFTアート取引事例を3つ紹介していきたいと思います。
Beeple(ビープル)のNFTデジタルアート作品
海外でのNFTアートの事例としては、Beeple(ビープル)のデジタルアート作品「Everydays – The First 5000 Days」も有名です。
作品はスケッチを集めてコラージュしたもので、2021年3月11日に終了したオークションでは約6,900万ドル(約75億円)の値をつけ、話題を呼びました。
この金額は、NFTアート作品としては市場最高額だと言われています。
CryptoPunks(クリプトパンク)のピクセルアート
24×24ピクセルで構成された宇宙人のポートレート「CryptoPunks(クリプトパンク)」。
9枚のCryptoPunksが2021年5月11日に約1,700万ドル(約18億5,000万円)で落札されたことで一躍有名となりました。
最古のNFTプロジェクトとも呼ばれ、Beepleのオークションほどの衝撃はなかったものの、NFTアートの中では高値で取引された事例です。
Eminem(エミネム)のアクション・フィギュア・コレクション
アメリカのヒップポップMC、Eminem(エミネム)のアクション・フィギュア・コレクションもNFT事例として有名です。
2021年4月25日にNifty Gatewayで開催された『Shady Con』に出品され、最終的に約178万ドル(約1億9400万円)で落札されました。
コレクションには、ミュージックビデオに登場するキャラクターのアクション・フィギュアやオリジナルのインストゥルメンタル・ビートが入っていたそうです。
EtherRock
2021年8月には、岩の絵であるEtherRockというNFTアートに高額な価格がついて話題となりました。
最高購入価格は400ETH(当時約1億5000万円ほど)で、大きな熱狂ぶりを見せたのです。
EtherRockは、2017年より数量100個限定で販売されており、ブロック上では最古のNFTと言われています。
100個の岩それぞれの色が少し変わっていたり、エメラルドロックといった派生版が出てくるなど、業界は異様な盛り上がりを見せている海外NFTアートの例です。
BAYC
BAYC(Bored Ape Yacht Club)は、アメリカのYuga Labsが制作をしたNFTアートです。
類人猿をモチーフにして描かれており、イーサリアムブロックチェーン共通のNFT企画、「ERC-721トークン」として発行されています。
アート作品集は、1万個ものBored Ape Yacht Clubが集められており、パーツの組み合わせ次第で表情、形、服装が変わるなどそれぞれに個性があります。
2021年4月の販売当初は0.08ETHほどの安価で購入できましたが、NBAの選手など多くの著名人が購入したことで40ETH~50ETHほどの高値で売買されるなど、現在に至るまで大きな盛り上がりを見せているNFTアートです。
Doodles
Doodlesは、SNSのプロフィール画像への使用を目的として作られたNFTアートです。
顔、髪型、色、服装、背景といった100以上ものデザインで組み合わされており、1つとして同じデザインが存在しないという特徴があります。
著名な壁画アーティストであるスコット・マーティン氏や、有名なNFTコンサルタントなどがメンバーとなって発足されたプロジェクトのため、そのようなメンバーの経歴から注目が集まって人気となったNFTアートとも言われています。
また、洗練されたデザイン性にも関心が高まり、2021年10月にリリースされた際には1万体全てがわずか5分で完売したという驚異の実績を誇ります。
Meebits
Meebitsは、メタバース(仮想空間)で使えるNFTの3Dキャラクターです。
大人気のCruptopunks(クリプトパンクス)を生み出したLarva Labs社が発足したプロジェクトという事で、大きな注目を集めています。
メタバースやNFTゲーム内で購入したキャラクターを使用できるほか、コレクションや第三者への二次販売といった様々な活用方法があります。
タイプや属性によって発行数の差があり、発行数が少ないものは希少価値が高いとされ、販売価格が高額になる傾向です。
開発会社のLarva Labsの注目度の高さや、メタバース市場の拡大から将来性のあるNFTとして期待されています。
NFTアート購入用の仮想通貨を入手するなら、BitPoint(ビットポイント)が最適です。
BITPointでは、NFT関連銘柄も豊富に扱っており、人気が期待される銘柄を国内取引所の中で最も早く上場させる傾向があります。
ぜひこの機会に、BitPoint(ビットポイント)公式サイトへアクセスしてみましょう。
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NFTアートの入手方法
NFTアートを入手する手順は以下の通りです。
ここでは、仮想通貨取引所のアカウントの開設からOpenSeaで実際にNFTアートを保有するまでの手順をわかりやすく解説して行きたいと思います。
それぞれ手順に沿って詳しく解説していくので、是非参考にしてみてください。
①仮想通貨取引所のアカウントを作成する
まずNFTアートを売買する原資を用意するため、仮想通貨取引所のアカウントを作成していきましょう。
国内の仮想通貨取引所にはコインチェックやDMM Bitcoinなど有名なところがあるものの、なかでもBitPoint(ビットポイント)が最適です。
アカウントを作成するには、「BitPoint(ビットポイント)公式サイト」にアクセスし、トップページ上部にあるメールアドレスの入力後に「登録」のボタンをクリックします。
その後、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、手順に沿って、個人情報の入力、本人確認書類の提出を済ませましょう。
②ウォレットを作成する
OpenSeaなどのNFTプラットフォームを利用するには、資金を管理するためのウォレットが必要です。
代表的なウォレットにMetaMask(メタマスク)があり、Chromeウェブストアから拡張機能をダウンロードできます。
ダウンロードするには、画面右にある「Chromeに追加」をクリックしましょう。
そのままMetaMaskのセットアップ画面に移行するので、「ウォレットの作成」をクリックしてください。
「MetaMask の品質向上へのご協力のお願い」が表示されると、画面下の「同意します」をクリックします。
次に新しいパスワードを設定します。
パスワードの設定完了後、「作成」をクリックすると「秘密のバックアップフレーズ」の画面へ移行するので「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリックしてください。
すると「book」や「movie」、「oppose」といったランダムの英単語が表示されるため、次の画面へ移行して表示された英単語をすべて正しく選択しましょう。
この手続きは省略可能ですが、設定を行っておくとアカウントのバックアップや復元が容易となり安全性が増します。
これでウォレットの登録はすべて完了です。
③仮想通貨取引所からウォレットに入金する
今度は仮想通貨取引所の口座へ、原資となる日本円を入金します。
入金した日本円で仮想通貨を購入していきますが、OpenSeaなどNFTプラットフォームではイーサリアム(ETH)を使って取引を行うため、にてETHの通貨を購入しましょう。
bitFleyrの会員ページにて、左側メニューにある「販売所(購入)」を選択します。
すると販売所ページに移行するので、「ETH」を選択し、数量や交換する通貨(ここではJPYを選択)を設定して「購入する」をクリックしてください。
さらに今度は、購入したETH通貨を先ほど登録したMetaMaskに送金しましょう。
宛先(アドレス)については、先ほど登録したMetaMaskにログインし、そのトップページ上部のアカウント名をマウスオーバーすると表示される仕組みです。
アドレスの横にあるコピーマークをクリックしてコピーし、コインチェックの送金画面の「宛先」の部分に貼り付けます。
後は送金額を入力して「送金する」のボタンをクリックすれば、MetaMaskにETH通貨が送られます。
④OpenSeaなどのNFTプラットフォームにログインする
利用するNFTプラットフォームは自由ですが、ここではOpenSeaを使ったNFTアートの購入方法をご紹介します。
そこで、まずは「OpenSea」にアクセスしましょう。
トップページ右上にあるアカウントマークから「My Account Settings」を選びます。
するとMetaMaskとの接続画面が現れるので、「Sign In」をクリックしてください。
ポップアップウィンドウが開き、MetaMaskアカウントの一覧が表示されます。
先ほど登録したMetaMaskアカウントを選択してください。
「○○○(アカウント名)に接続」という文言が表示されたら、画面下の「接続」をクリックします。
「署名の要求」の画面へ移行するので、そのまま画面下の「署名」をクリックしてください。
次にユーザー名とメールアドレス登録画面が現れるので、「Username」にユーザー名を、「Email Address」にメールアドレスを入力します。
「Bio」という項目は記載しなくても大丈夫です。
すると登録したアドレス宛にメールが届くため、なかに記載されている「VERIFY MY EMAIL」をクリックすると、メールによる認証が完了します。
⑤NFTアートを探し購入する
上記の登録が完了すると、そのままOpenSeaの会員ページへ移行します。
会員ページのトップ画面にはNFTアートの作品一覧が表示されており、複数の条件を指定して自由に検索が可能です。
好きなNFTアートが見つかれば、その作品をクリックすることで詳細ページへ飛びます。
詳細ページにはETHベースの価格が表示されているため、「Buy now」をクリックすれば作品を購入できます。
OpenSeaでNFTアートを購入するにはイーサリアアムの購入が必要です。
イーサリアムを購入するなら、国内最大級の仮想通貨取引所であるBitPoint(ビットポイント)が最適です。
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NFTアートの作り方と販売・出品方法
次にNFTアートの作り方や販売・出品方法を解説していきます。
手順は以下の通りです。
- オリジナルアートを用意する
- プラットフォーム上でオリジナルアートの詳細を記入する
- NFTとしてプラットフォーム上でアップロードする
なお、仮想通貨取引所へのアカウント登録やウォレットの作成などの手順は、先ほど「NFTアートの購入方法」の章で説明した①~④の手順と同じです。
よってこの章においても、前章の①~④の流れを受け継ぎ、引き続きOpenSeaを使った販売・出品方法を解説していきます。
①オリジナルアートを用意する
NFTアートの作品については、デジタルアートや音楽、映像、画像などであれば何でも構いません(著作権に侵害する作品を除く)。
ほとんどのクリエイターは通常のデジタルアートを作成するように、PhotoshopやIllustratorを使ってNFTアートを作成しています。
自分で作ることが難しい場合には、制作会社やクラウドソーシングに外注するのも方法の一つです。
②プラットフォーム上でオリジナルアートの詳細を記入する
では、実際にOpenSea上でオリジナルアートを出品してみましょう。
OpenSeaへの会員登録は先ほど済ませたので、そのまま手続きを行っていきます。
まず、「OpenSeaの公式サイト」にアクセスし、画面右上の「Create」あるいは中央の「作成」をクリックしてください。
すると、「Create new item」というページが表示されるので、作品データのアップロードおよび必要事項に記載していきます。
項目は複数ありますが、*印の項目は必須事項です。
また、詳しい作品説明となる「Description」を記載しておいたほうが作品の内容が分かりやすいため、できるだけ詳細に記入しておくことをおすすめします。
すべての入力が終われば、画面下部にある「Create」をクリックしましょう。
③NFTとしてプラットフォーム上でアップロードする
上記の手続きが完了すると、オリジナルアートの詳細画面が表示されます。
この時点ではまだ出品手続きは完了していません。
正式に出品を行うには、詳細画面の右上にある「売る」をクリックしてください。
すると販売方法を設定する画面が現れます。
販売方法には、「Set Price(固定価格)」と「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」の3種類があり、自由に選択できます。
たとえばHighest Bidの場合であれば、オークション開始価格と最低落札価格、オークション期間を選択・記入すれば設定は完了です。
すべて設定が終わった後は、「Post Your Listing」をクリックしましょう。
これで販売・出品方法の手続きはすべて完了です。
ぜひ、BitPoint(ビットポイント)公式サイトをチェックして、NFTアートの出品・販売への一歩を踏み出してみてください。
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NFTアートの注意点
NFTアートは、2021年以降から大きな盛り上がりを見せる業界ですが、以下のようなリスク・注意点もあります。
・価格が暴落する可能性がある
・仮想通貨市場の価格変動に左右されやすい
・製作者の詐称やコピーとの混同があり得る
資産として注目を集めるNFTですが、価格変動のリスクは充分にあります。
登録者150万超えの人気ユーチューバー「カノックスター」氏は、2023年4月16日に公開した動画でNFTアートを購入した結果500万円の損失を出したことが話題となりました。
興味本位でNFTを519万2361円で購入したところ、最低価格が64万7544円まで暴落したというものです。
NFTの価格は上がる可能性もありますが、需要と供給のバランスが崩れて下落する可能性もあります。
また、整備が整っていない業界であるため、製作者の詐称やコピーとの混同といった被害も報告されているので、購入する際は慎重に検討をしましょう。
NFTアートの口コミ・評判
ここでは、NFTアートに関する評判や口コミを紹介していきたいと思います。
実際の声を取り上げていきますので、NFTアートに興味があるという方はぜひチェックしてみてください。
朝起きたら、、、、 凄いことが起きてた。。。。。 自由研究で描いた、 8才息子(@ZombieZooArt ) の描いたドット絵が、、、 二次流通でスティーブ青木さん(@steveaoki )に買われてた。 しかも1個2ETH×2(約160万円)も。。。。。。。。。
Twitter
記事冒頭でご紹介した8歳の少年のお話です。ニュースでも取り上げられ、話題になりました。
アーティストではない一般の方でも出品でき、大金を手に入れるチャンスがあるのがNFTアートの魅力のひとつでもあります。
家族でそれぞれ作品を作って出品してみるのも楽しいかもしれませんね。
国産NFT3つ購入。いろいろ買い集めてます。 買い煽るようですが、、、日本のNFTはこれからなので、投資チャンスもけっこうあるんじゃないかと思ったり思わなかったり。NFA, DYORで。 みなさんおすすめの国内NFTアートがあれば、リプ欄で教えてください。 #NFTJapan
Twitter
現在、NFTは新しい投資先としても注目を集めています。
今後も市場が拡大していくことを考えると、国内のNFTアートをチェックするのも流行を知る上で重要なポイントといえそうです。
Twitterでも検索すると、色々なNFTアートが見られます。興味がある方はチェックしてみてください。
NFTアート進化しすぎてて草
Twitter
口コミでは、NFTアートが進化しているという意見もありました。
確かに、NFTアートは出品する人も増え、それに伴いアートの質も変わってきています。
今後どのような「進化」が待っているのか、ますます目が離せませんね。
NFTアートを購入するためにはイーサリアムの購入が必要になることがほとんどです。
そんなイーサリアムを入手するなら国内大手仮想通貨取引所であるBitPoint(ビットポイント)が最適です。
現在は、3,500円相当の仮想通貨がもらえるキャンペーンを実施しているので、お得なこの機会にぜひBitPoint(ビットポイント)をチェックしてみてください。
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NFTアートを購入するにはイーサリアムが必要
NFTアートはイーサリアムのプラットフォームを採用している以上、作品を売買するときにはどうしてもイーサリアム通貨(ETH)が必要になります。
今回お伝えした通り、ETHはBitPoint(ビットポイント)で簡単に入手可能です。
セキュリティ水準も高く評価されている取引所であるため、初心者の方でも安心して利用可能です。
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NFTアートに関してよくある質問
ここでは、NFTアートに関してよくある質問について解説していきたいと思います。
NFTアートへの投資を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
- NFTアート以外にもNFT作品はありますか?
-
NFTは、アート以外にもさまざまな分野に広がっています。
たとえば、Perfumeは、オンライン・フェス「“P.O.P” Festival」のパフォーマンスを3Dデータ化し、NFT音楽として出品しました。
また、世界的にも人気が高いBABYMETALはNFTトレンディングカードを数量限定で発売し、数分で完売するという事態になりました。
NFTゲーム業界では、CryptoKitties(クリプトキティーズ)も注目されています。
CryptoKittiesは、猫を売買したり集めたりする比較的シンプルなゲームです。イーサリアムを稼ぐこともでき、ゲーム上の猫が約1,400万円の高値で取引されたこともあります。
そのほかにも、週刊少年ジャンプで知られる集英社や埼玉西武ライオンズ、バーチャルスニーカーを出品した1SEC(ワンセック)などNFT漫画・NFTスポーツ・NFTファッションとしてNFTを導入する事例が増えています。
- NFTを出品しても売れないのですがどうすればいいですか?
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NFTの知名度があがるにつれて、出品する人が増えました。
それに伴い、現在は「出品しても売れない」状況になりつつあります。
NFT作品を購入してもらうためには、自身の作品を広く知ってもらう必要があるでしょう。
そのため、SNSを駆使して日本はもとより世界に向けて情報を発信することが大切なことの一つだと言われています。
また、出品している作品を見直して、「なぜ人の目にとまらないのか」「ニーズはあるのか」「同じような作品はないか」と考えてみるのもおすすめです。
NFTアートのまとめ
今回は、NFTアートの特徴や作品の購入・出品方法をご紹介しました。
NFTアートの仕組みについて理解できたのではないでしょうか。
最後にここまでお伝えした内容を以下にまとめてみました。
- NFTアートは「代替不可能なトークン」であり、デジタルデータに唯一性が付与される
- 世界ではすでにNFTプラットフォームを介して数億円単位の取引が行われており、将来的に価値が高騰する可能性がある
- NFTを売買するには「Coincheck NFT」や「OpenSea」のプラットフォームが不可欠
- まずは仮想通貨取引所でETHを購入し、MetaMaskなどのウォレットを通じてNFTプラットフォーム内でデジタルデータを取引する
- 自分でオリジナルアートを作成すれば、そのデータを販売して利益を上げることも可能
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